大泉洋:池井戸潤原作の連ドラ「俺たちの箱根駅伝」で主演 テレビ局のCP役 今秋日テレ系で放送(コメント全文)

日本テレビで連続ドラマ化する「俺たちの箱根駅伝」で主演を務める大泉洋さん=日本テレビ提供
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日本テレビで連続ドラマ化する「俺たちの箱根駅伝」で主演を務める大泉洋さん=日本テレビ提供

 俳優の大泉洋さんが、池井戸潤さんの小説(文藝春秋)が原作の連続ドラマ「俺たちの箱根駅伝」(日本テレビ系)で主演することが1月3日、明らかになった。同局で3日午後9時から放送された「完全密着!箱根駅伝」に大泉さんが生出演し、発表した。大泉さんは「箱根駅伝」の生中継を担当するテレビ局のチーフプロデューサー、徳重亮を演じる。今年10月期に放送されることも分かった(放送枠は未定)。

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 原作は、日本の正月の風物詩「箱根駅伝」を池井戸さんが十余年もの歳月と情熱をかけて執筆。箱根駅伝に2年連続で出場を逃した古豪・明誠学院大学の陸上競技部を中心とした挑戦と、箱根駅伝の生中継を担う「大日テレビ」というテレビ局の舞台裏という二つの大きな柱で描かれている。大泉さんが演じる徳重は、箱根駅伝を生中継するにあたり、局内外から次々と降りかかる難題や不測の事態に立ち向かいながら、ランナーたちの一瞬にかける情熱を伝えるため奔走する。

 ドラマは、1987年以来、箱根駅伝を生中継し続けてきた日本テレビが、「箱根駅伝」を主催する関東学生陸上競技連盟の全面協力を得て作り上げる。

 2年連続で箱根駅伝本選出場を逃した古豪・明誠学院大学。箱根駅伝に出場するには、10月に行われる予選会を突破しなければならない。明誠学院は、果たして箱根路を走ることはできるのか。また中継を担うテレビ局側でも不測の事態が起きていた……というストーリー。

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 大泉さんのビジュアルも公開された。今回ビジュアルを手がけたのは、日本を代表する写真家の操上和美さん。撮影は、長年にわたり操上さんの写真世界に憧れ続けてきた大泉さんの念願がついに実現。そして実は操上さんもまた、大泉さんを長年注目し、その存在感に特別な魅力を感じていた。互いにリスペクトを抱く者同士が向き合った現場は、緊張感と信頼に満ちた雰囲気だったという。撮影を終え、大泉さんは「ラブコールが叶(かな)いました。短い時間の撮影でしたが、まさしく、操上さんとのセッションでした。素晴らしい写真ばかりで、これでいつ死んでも遺影が撮れたのでよかったです(笑)」とコメントしている。

 大泉さん、原作の池上さんのコメント全文は以下の通り。

 ◇大泉洋さんのコメント

 この度、池井戸先生原作のドラマ「俺たちの箱根駅伝」で主演を務めさせていただくことになりました。「箱根駅伝中継」を任されたスポーツ局のチーフプロデューサーの徳重亮を演じます。

 「箱根駅伝」と言いますと、選手や監督の熱いドラマが主役ではあるのですが、池井戸先生原作のこのドラマは、その熱い走りを中継するテレビ局側の物語でもあるという切り口がとても新鮮で面白いと思いました。

 「箱根駅伝」という長い伝統を持つ唯一無二の番組を作るには、当然さまざまな人々の思い、思惑、が入り乱れます。伝統を守り抜きたいもの、伝統を壊したいもの……。

 多くの問題、理不尽な社内事情など、池井戸作品ならではの数々の敵が現れてくるのですが、「箱根駅伝」に熱い信念を持った徳重がいちテレビマンとして、どう泳ぎきっていくのか、そして一度は箱根を諦めた選手たちが箱根駅伝でどんな奇跡を起こすのか、テレビの前でしっかり見届けていただければと思います。どうぞ、ご期待ください。

 ◇池井戸潤さんのコメント

 この作品をドラマ化するにあたり、私からドラマの制作陣にひとつ、お願いをしました。それは、学生チームだけを主軸にするのではなく、「箱根駅伝」という番組の作り手であるテレビ局側をも中心に据えること、いえ、むしろそちらに重点を置いて構成し直してほしいということです。

 あまり知られていませんが、「箱根駅伝」という番組は一日にして成立したわけではなく、その企画を通すことにすら何年もの歳月を要し、社運を賭したといっていいビッグプロジェクトなのです。

 学生たちの熱い戦いを、特に箱根の山々に囲まれて電波が阻まれる5区をどう「生」で中継するのか。当時、技術的に不可能と言われたこの難題に挑んだテレビマンたちがいました。そのあふれんばかりの情熱、チャレンジ精神。困難に立ち向かう勇気。そこには学生ランナーたちが「箱根」にかける思いに匹敵する質量があり、いまなおその精神は引き継がれています。

 テレビには映らない、火傷(やけど)しそうに熱いスタッフたちの奮闘、混じり気無しにひたすら状況を伝えることに徹するアナウンス、その根幹にあるひたむきで実直なスポーツ中継への思い――。これもまた、もうひとつの「箱根駅伝」そのものです。

 今回、日本を代表する人気俳優である大泉洋さんに大役を引き受けていただき、本当に感謝しています。そして、大泉洋さんならでは、「徳重亮」の奮闘を期待して止みません。

 がんばれ大泉洋。がんばれ「箱根駅伝」。

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