豊臣兄弟!:要潤、小栗旬とは「あまり仲良くしないように」 明智光秀として「憎しみはどんどんたまっている」

大河ドラマ「豊臣兄弟!」で明智光秀を演じる要潤さん(C)NHK
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大河ドラマ「豊臣兄弟!」で明智光秀を演じる要潤さん(C)NHK

 俳優の要潤さんが、放送中の大河ドラマ豊臣兄弟!」(NHK総合、日曜午後8時ほか)で明智光秀を演じている。後に主君・織田信長を裏切り、日本史上最大のミステリーの一つ「本能寺の変」を起こす光秀をどのように演じているのか? 信長役の小栗旬さんとの撮影についても話を聞いた。

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 ◇まず「織田信長役は誰ですか?」と聞きました

 「豊臣兄弟!」は、仲野太賀さんが主演を務める65作目の大河ドラマ。豊臣秀長(小一郎)を主人公に、兄・秀吉(藤吉郎)とともに強い絆で天下統一という偉業を成し遂げる豊臣兄弟の奇跡を描く、夢と希望の下剋上サクセスストーリー。

 今作の明智光秀は、足利義昭(尾上右近さん)の側近として登場。義昭の悲願である室町幕府再興のため、織田信長(小栗さん)に協力を仰ぎ、その後は信長の家臣としても働き、重臣へと取り立てられていく。

 明智光秀といえば、光秀を主人公とした大河ドラマ第59作「麒麟がくる」(2020~21年)も記憶に新しい。要さんは、自身へのオファーに驚いたという。

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 「今回は豊臣秀長が主人公なので、もしかしたら光秀はそこまで描かれないのではと思いましたし、『麒麟がくる』の印象も強かったので。でもしっかり描くと伺って、僕でいいんですかとは思いつつ、声をかけていただけたので快く受けさせていただきました。ですが、まず『織田信長役は誰ですか?』とは聞きました。心づもりはしておこうと(笑)」

 今作の光秀は、義昭を敬服する人物として描かれている。信長の家臣として働き始めたのも、義昭の命だった。

 「分かりやすいキャラクターにはなっていないなと思います。自分の居場所を探せば探すほど迷路に入ってしまう人物。でもあくまで、公方様(義昭)のことを思いながら生きているという描かれ方なので、そこはしっかり意識して演じています。織田というグループの中にはいるんですけど、一人“浮いてる人”というイメージです」

 ◇小栗旬とは「本能寺が終わらないと仲良くなれない」

 信長役の小栗さんとは、今作が初の本格共演となった。

 「お互い映画『キングダム』に出てはいるのですが、撮影現場ではお会いしていないんです。設定上は広い戦場で、(敵対する陣営で)向こう側にいるみたいな感じなんですけど、撮影が別日だったので(笑)。今回ご一緒できると知り、大好きな俳優さんの一人なので、ようやく一緒にお芝居ができると、喜びが大きかったです」

 小栗さんの印象については「手数が多い」と表現する。

 「小栗さんは2度目の信長役だと思うのですが、目の前にしたときに『信長を熟知しているな』と感じます。俳優として芝居合戦をしたときに、『ああ、やっぱすごい深く考えてらっしゃるな』と思います」

 今作では、光秀が信長に蹴られるなど、厳しく当たられる場面がある。「憎しみはどんどんたまっていますね、踏んだり蹴ったりされてるので」と笑う。そんな役柄もあってか、小栗さんとは意識的に距離を取っているという。

 「お互いに距離を取ってるんじゃないですかね。あまり仲良くしないようにしています。やっぱり“なあなあ”にはならないようにしたいんです。ここぞというときに、そういう空気感は(作品に)出てしまうと思うので。表情の緩みは少しでも出したくない。それは小栗君も感じてくれていると思います」

 取材時点では、「本能寺の変」の回の撮影前だったが「お互いに、本能寺のことを常に意識していると思います。本能寺(のシーンが)が終わらないと本当に仲良くなれないですね(笑)。お前どうやって来るんだ!みたいなのは、多分お互いに感じています」と、役者としての緊張感をのぞかせた。

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