リボーン ~最後のヒーロー~
第4話 変わりゆく歴史ー宿敵の陰謀ー
5月5日(火)放送分
見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、主人公のりん(見上さん)と直美(上坂さん)が通う梅岡看護婦養成所の一期生、玉田多江を演じる生田絵梨花さん、泉喜代を演じる菊池亜希子さん、東雲ゆきを演じる中井友望さん、柳田しのぶを演じる木越明さん、工藤トメを演じる原嶋凛さんからそれぞれコメントが寄せられた。
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「風、薫る」は114作目の朝ドラ。大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(明治時代に正規に訓練された看護師)をモチーフに、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディー”になっていく姿を描く。見上さんが主人公・一ノ瀬りん、上坂さんがもう一人の主人公・大家直美を演じる。
生田さん演じる多江は、江戸時代には奥医師をしていた家に生まれ、身近に医療がある環境で育つ。優等生気質で意識が高く、それが原因で周囲と衝突することも。家族内に、とある事情を抱えて養成所に入所。した。
生田さんは自身の役どころについて、「多江は医者の家系で育ち医療に対する情熱や一生懸命さがゆえに、優等生で強い圧を発する言動をしてしまい、入学当初は直美とバチバチで……。『自分は医者になれない』という劣等感を隠すための気の強さなのではないかと想像しています。多江がきついだけの性格に見えてしまわないように気をつけて演じていたら、ある日、喜代役の菊池亜希子さんが『多江自身が多江でいようと頑張っている感じがあふれちゃって、可愛いよね』と言ってくださって、その言葉にとても安心しました。視聴者の皆さんにも多江のあふれ出てしまう余白を受け取ってもらえたらうれしいです」と語る。
看護婦という職業については、「当時、あまり理解されていなかった看護の仕事に対する待遇などを知れば知るほど、自分たちが演じる看護婦養成所の一期生がこの職業を確立するために頑張っていかなきゃいけないという覚悟が芽生えました。この時代に看護を志した方々へのリスペクトの気持ちがどんどん大きくなっています」と話している。
菊池さん演じる喜代は、同窓生の中で最年長。キリスト教をあつく信仰しており、過去に離縁している。懐が深く、静かに同窓生たちを見守っている。
自身の役どころについて、菊池さんは「喜代は一期生メンバーの中でずば抜けて年上で、この役をいただいたとき、私自身も『学生役? 大丈夫?』と戸惑いがありました。もちろんいくつになっても挑戦することはできますが、この年齢で学生として学ぶことは令和の時代でも戸惑うくらいなので、明治時代に30代で看護婦養成所に入ってみようと踏み出す勇気は結構なものだったと思います。静かな青い炎を内に秘めている人で、そんな喜代という人間に私もひかれ勇気をもらっています」とコメント。
看護婦については「現代では看護師という呼び名が定着して、男女問わず活躍する職業になりましたが当時は制服のフォルムもふんわりと柔らかく細やかで思慮深さを求められる女性ならではの職業として確立されました。このドラマで、その誕生の瞬間に立ち会えることをとてもうれしく思います」と語った。
中井さん演じるゆきは、子爵の娘。ナイチンゲールに憧れて、それまで通っていた女学校から看護婦養成所に転入。おっとりしているが、危なっかしいピュアさがある。
中井さんは、自身の役どころについて「ナイチンゲールへの憧れ一本で、通っていた女学校から看護婦養成所に転入することまでをやってのけるのはゆきの強さだと感じています。どんな仕事でも憧れや理想は絶対に付きまといますが、それを強く持っているからこそゆきはこの先、現実とのギャップに苦しむことになります。看護の仕事に限らず、どんな仕事もそのようなことはあると思うので、仕事をしているすべての視聴者の皆さんに共感してもらえるよう、苦悩を表現できたらと思っています」と話している。
看護婦という職業については、「“当たり前”というのは『これが当たり前じゃないといけない』と動いてくれた人たちが作れることだと思います。人の役に立ちたい、困った人に手を差し伸べたいと、明治時代に看護婦を目指した方たちの思いが今の“当たり前”につながっている。改めてその思いの偉大さを実感しています」とコメントしている。
木越さん演じるしのぶは、大店の呉服屋の四女。西洋の本で見たナース服に憧れて養成所に。結婚は嫌、勉強は嫌い。独特な感性は周囲を戸惑わせることも……。
自身の役どころについて、木越さんは「同窓生のみんなが志高く養成所に入所する中で、しのぶは西洋の本で見たナース服に憧れて養成所にやってきた人です。しのぶは自分に自信がある人間だとは思うのですが、違う価値観を持ってい同窓生たちと出会い、共に生活する中で少しずつ変化していく。『看護婦養成所一期生』と自覚することが、しのぶの中の成長の一歩なのかもしれないと感じています。同窓生の皆さんが独特なキャラクターのしのぶを自然と受け入れてくれる。出会ったころのシーンを振り返って改めて、皆さん器が大きいなと思っています」と語る。
看護婦については、「明治時代の女性の立場の変化や地位の向上に看護婦という職業が一役かっていることがとても魅力的です。女性の立場が確立されていない時代に“女性らしさ”を使ってできる仕事として看護という仕事が現れたことで、当時の人を少し楽にしたり、選択肢を与えたりしたという事実にとても強い憧れを抱いている自分がいます」と話している。
原嶋さん演じるトメは、青森県出身で裕福な農家の末っ子。家族を亡くした経験をきっかけに看護婦養成所へ。困難を乗り越える根性があり、ムードメーカー的な面も。
原嶋さんは自身の役どころについて「トメも私自身も一期生の中で一番年下というのが共通点です。演出の方などから、トメは裕福な農家出身なので昔からたくさんの人と関わることがあったという設定を聞き、その中で生まれたであろう周りを見る力や、人懐っこさの中に隠れた強さが魅力的な人物だと感じています。思ったことをすぐ口に出したり、感情が顔に出てしまったりするところなども全部ひっくるめて可愛いと思ってもらえるキャラクターを作っていけたらと演じています」とコメント。
看護婦という職業について、原嶋さんは「看護師という職業が当たり前にある状況で生きてきたので、看護の仕事がシーツを替えたり、換気をしたりするところから始まることにまず驚きました。このドラマで看護婦の誕生を描くことで、看護のお仕事が当たり前にあると思っていた自分自身を見つめ直しながら、工藤トメという役を通じて看護の仕事の始まりを伝えていけたらと思っています」と語っている。
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