北斗の拳:時価1000万円の等身大ケンシロウがお目見え

スワロフスキー製のクリスタル約50万個をちりばめたケンシロウ
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スワロフスキー製のクリスタル約50万個をちりばめたケンシロウ

 人気マンガ「北斗の拳」の主人公ケンシロウに、スワロフスキー製のクリスタル約50万個をちりばめた時価1000万円相当の等身大フィギュアが25日、東京・銀座の玩具店「博品館TOY PARK」で披露された。31日まで同店で展示され、11月1~30日に羽田空港にある「博品館TOY PARK」前で披露した後、12月11日からインターネットオークションにかけられる。

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 フィギュアは、海洋堂の制作で高さ185センチ。デザイナー10人が3カ月がかりで制作し、52種類のクリスタルを使い分け、服の部分はすき間なくびっしりと、目の部分にも装飾を施し、トレードマークになっている胸の「北斗七星」の傷には大粒のクリスタルを付けた。午後6時すぎにケンシロウが姿を見せると、通りかかった年輩の夫婦が珍しそうに眺めたり、サラリーマンや若い女性が携帯電話を向けて撮影していた。

 展示は、博品館の開店時間の午前11時~午後8時。オークションはヤフーオークションで予定されており、当初、11月中旬の予定だったが12月11日に変更した。落札額は777円から始まる予定で、落札額の10%相当をチャリティーとして寄付する予定。

 「北斗の拳」は武論尊さん原作、原哲夫さん画で、83~88年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されたマンガ。暴力が支配する核戦争後の世界を舞台に、伝説の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者ケンシロウが、強敵たちと戦っていく生きざまを描いており、敵を倒す寸前に告げる「お前はもう死んでいる」などのせりふも人気になった。(毎日新聞デジタル)

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