真野恵里菜:涙でハロプロ卒業 ももちも涙で手紙朗読

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 歌手で女優の真野恵里菜さんが23日、中野サンプラザ(東京都中野区)で単独コンサート「OTOME LEGEND ~For the Best Friends」を開催し、この日の公演を最後に在籍していた「ハロー!プロジェクト」を卒業した。アンコールに純白のドレスで登場した真野さんはピアノ曲「まのピアノ」の弾き語りを終えると、「この曲だけはちゃんと弾きたいと思ってこらえてました」と涙を流し、「ライブの楽しさを教えてくれたのは、まのフレ(ファン)の皆さんです」とファンに感謝。「私には、帰ってくる場所がある。今日で卒業しますけれど、真野恵里菜、頑張ります」とファンに宣言した。

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 この日のコンサートには、同プロジェクトのアイドルグループ「Berryz工房」の“ももち”こと嗣永桃子さん、「℃−ute」の矢島舞美さんがサプライズで応援に駆けつけた。2人は手紙を読み上げ、嗣永さんは「真野ちゃんが卒業すると、またももちとご飯を食べてくれる人がいなくなる」と、目を潤ませて寂しがった。

 また、同プロジェクトの「スマイレージ」や「モーニング娘。」のメンバーからはビデオメッセージが贈られ、その中でプロデューサーのつんくさんは「完璧じゃなかった子が努力で夢を勝ち取ったいい例。卒業してからもきっと、まだやったことのない仕事も努力で頑張っていくんじゃないかと思います」とエールを送った。

 この日、真野さんはメジャーデビュー曲「乙女の祈り」のピアノ弾き語りでコンサートをスタートし、最新曲まで、メドレーやダンスタイム、アンコールを含め全27曲をたっぷりと披露。ファンを魅了した。

 真野さんは、1991年4月11日生まれ。14歳でオーディションに合格し、「ハロプロエッグ」として活動を開始。09年3月に「乙女の祈り」でメジャーデビューし、オリコン週間ランキングで初登場5位を記録した。女優としても活動しており、ドラマや映画、舞台などでも活躍。昨年7月に「今まで以上に自分の可能性をより追求して、表現の幅を広げられるようチャレンジしていきたい」と同プロジェクトからの卒業を発表していた。卒業後は、女優を中心に活動を続けるという。(毎日新聞デジタル)

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