韓国版「インファナル・アフェア」として昨年、韓国で大ヒットしたドラマ「ハートレスシティ~無情都市」に出演するイ・ジェユンさんがこのほど来日。韓国観光名誉広報大使のタレント、はるな愛さんとともに東京都内で会見し、ドラマの魅力をアピールした。
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「ハートレスシティ~無情都市」は麻薬組織と潜入捜査官や警察の激しい攻防を描いたサスペンス作品。毎回どんでん返しのある展開で、日本でも熱狂的なファンを増やしている。また、主演のチョン・ギョンホさんの除隊後初めてのドラマで、クールで哀愁漂う役柄を演じ、新たな魅力を開花させている。来日したイさんも、ドラマのキーマンの一人で熱血タイプの麻薬捜査官役を演じ、高評価を得ている。
同作について、イさんは「都市の中で、生きていく人々を描いた作品。日常に感じる孤独や傷、人々の生き方が描かれています。その傷が癒やされていく過程や、ラブストーリーも織り込まれているので、いろいろな方に楽しんでいただける作品になっています」とコメントした。アクションシーンでは生傷が絶えなかったが、「いい作品を作るために」と我が身を顧みず危険な撮影にも挑んだという。そんな過酷な撮影を支えたのは、鍛え抜かれた肉体だったという。そのことを表現するため、会見で手軽に体を鍛えられるポーズを披露する場面もあった。
また、会見に同席したはるなさんは「1話から物語にくぎ付けで、どんな展開になるかハラハラしながら見ています!」と毎週放送を楽しみにしているという。ドラマを通じてイさんの魅力にハマっているそうで、「ぜひ日本限定の恋人にしてほしい」と申し出ていた。イさんも「じゃあ、今日この場だけ」と優しく対応。それを受けて、司会者が「実際に彼女にも、そうやって優しい言葉を投げかけるのですか?」と質問すると、「僕自身はすごく気持ちを込めて表現しているつもりですが、相手からは、あまり表現がうまくないといわれます。でも、愛する女性が危険にさらされれば、どんな男でも、気持ちを表に出して行動すると思いますよ」とイさん。それならばと、はるなさんが危険な目に遭っているという設定で、どんなふうに守るかという実演を披露。はるなさんは「広い背中~!」とイさんとの密着に感激し、その様子を見ていた司会者も「ジェユンさんのドヤ顔がたまりません」と思わずこぼしていた。
会見の最後の写真撮影では、さまざまなポーズの要求にも気軽に応えたイさん。はるなさんをお姫様抱っこしたときは、はるなさんがスカートの中を隠そうとして、スタッフが持っていたファイルの中身をステージ上にばらまいてしまうハプニングもあったが、終始笑顔で楽しそうだった。たくましく紳士的で、たまにおちゃめな表情も見せるイさんの魅力に、会場にいた女性たちはみんなメロメロになっていた。
ドラマ「ハートレスシティ~無情都市」は、無料BSテレビ局「Dlife(ディーライフ)」で毎週金曜深夜0時に放送中。6月にはDVDボックス第1巻、7月2日にはDVDボックス第2巻が発売される。会見でのにこやかな表情とは異なるイさんのハードボイルドでワイルドな表情や演技にも注目したい。
(リポート・文・撮影:榑林史章)
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