大泉洋&常盤貴子:「まれ」で朝ドラ初出演 ヒロインの両親に

朝ドラ初出演が決まった大泉洋さん(左)と常盤貴子さん
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朝ドラ初出演が決まった大泉洋さん(左)と常盤貴子さん

 俳優の大泉洋さん、女優の常盤貴子さんが2015年前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まれ」で主演の土屋太鳳(たお)さん扮(ふん)するヒロインの両親役で出演することが8日、明らかになった。2人はともに朝ドラ初出演で、同日に行われた発表会見に登場した大泉さんは「朝ドラに出ることは夢だった」と喜びを語った。主演決定前に出演を決めたという常盤さんは「これは賭けでした。太鳳ちゃんが私たちにとって、いとおしいヒロインになってくれるんじゃないかと思います」と期待した。

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 この日発表された追加キャストは、ヒロインの父・津村徹役の大泉さん、母・藍子役の常盤さんのほか、ヒロインの同級生・紺谷圭太役の山崎賢人さん、ヒロインとともに暮らす祖父母代わりの桶作元治、文役の田中泯さんと田中裕子さんら。ヒロインの同級生役を清水富美加さん、門脇麦さんが演じ、鈴木砂羽さん、篠井英介さん、中村敦夫さんが出演することも決定、塚地武雅さん、ふせえりさん、ガッツ石松さん、中川翔子さん、板尾創路さん、渡辺大知さん、高畑裕太さんの出演も発表された。

 役作りのためロングヘアをばっさりと切り落とし、デビュー以来初というショートヘアで登場した土屋さんは、共演者らを前に「(ヒロイン決定を発表した)前の会見では合格発表のような気持ちと言ったんですが、いまは入学式のような気分」とコメント。土屋さんと初対面という大泉さんは「すさまじく礼儀が正しい。こういう娘がほしかった。心底から、娘に嫌われない父親にはなりたいと思った」、常盤さんも「土屋太鳳は人間力が高い。オリジナルの感性をお持ちで、一緒にいて癒やされます」と絶賛した。

 「まれ」は、92作目の朝ドラで、「クロサギ」(TBS系)や「震える牛」(WOWOW)などを手がけてきた脚本家・篠崎絵里子さんによるオリジナル作。石川県能登地方を舞台に、自分自身の夢であるパティシエを目指すヒロイン・希の物語。夢ばかり語る父のせいで、一度は堅実な公務員の道を選んだ希が、夢を持った人々とのふれあいの中で、本当の自分の夢を思い出し、世界一のパティシエを目指すことになる……というストーリー。放送は2015年3月30日~9月26日。全156回の予定。

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