鈴木京香:同い年“逃避行主婦”役に運命感じた? 「あまりのタイミングのよさに…」

1 / 10

 女優の鈴木京香さんが8日、東京都内で行われた2015年1月から放送の連続ドラマ「だから荒野」(NHK・BSプレミア)の会見に登場。家族への不満を爆発させ旅に出る46歳の主婦・朋美を演じた鈴木さんは「この話をいただいたときにぜひやりたいと思った。それは主人公の年齢が私と同じだったから。しかもちょうど私が誕生日を迎えたばかりで、あまりのタイミングのよさに(驚いたし)、同い年の自分とは違う境遇の女性を演じることができて、ありがたいなって思いました」と語った。

あなたにオススメ

 鈴木さんは朋美と「似てるところもある」といい、「最初は甘えの多い女性だと思ったけれど、シーンを重ねた結果、芯の強い女性だと実感できた」と笑顔で語った。演じるにあたっては「妻として女性としてというよりも、人間として何を一番に求めているのか考えた」と明かし、「ロケを経て、彼女の思いと自分の思いがぴったりと合わさるようになってきている。朋美が、しっかりとした立ち方ができる女性となって撮影を終わらせることができれば」と意気込んでいた。

 「だから荒野」は、「魂萌え!」「東京島」などで知られる直木賞作家・桐野夏生さんの小説が原作。主婦の森村朋美は、46歳の誕生日に身勝手な夫や息子たちと決別し、車で旅に出る。初めて高速道路に乗った朋美は、西へとひた走るが、路上で次々に衝撃的な出来事に遭遇。揚げ句、車を乗り逃げされ、途方に暮れる朋美だったが、美貌の青年と老人に出会い、長崎へとたどり着く……というストーリー。ドラマは全8回で、15年1月11日から毎週日曜午後10時に放送。会見には杉本哲太さん、高橋一生さん、濱田龍臣さん、前田公輝さん、品川徹さんも出席した。

写真を見る全 10 枚

テレビ 最新記事