内田裕也:怖い人は「樹木希林とオノ・ヨーコ」

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 ロック歌手の内田裕也さんが17日、京都国際映画祭で上映された主演映画「コミック雑誌なんかいらない!」(滝田洋二郎監督)の舞台あいさつに登場。報道陣から「怖い人」を問われた内田さんは、「KK(樹木希林)さんとオノ・ヨーコだね。オノ・ヨーコとニューヨークで大げんかしたから。最近2人は仲良いらしくて。(樹木さんから)お久しぶりねって言われると硬直するんだよね」とコメント。それでも、「ロックンロールを貫けているのは彼女のお陰だと思う。好きに生きさせてくれて……まあ女性は強いです」と妻に感謝した。

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 また、内田さんは約80人が詰めかけた客席を見渡すと、この日の昼に上映された品川ヒロシ監督の映画「ドロップ」の舞台あいさつの観客数が少なかったことに触れ、「自分の映画も5~6人じゃまずいなって思ったんだけれど、大勢の方がご覧になってくれて感謝しています」と胸をなで下ろし、「批判的に見て笑って! ヨロシク!」と呼びかけていた。

 映画は1986年に公開された作品で、テレビの突撃リポーター・キナメリ(内田さん)が芸能界スキャンダルやロス疑惑などの社会的事件を取材する。85年ごろに起きた実際の事件を取り入れながらワイドショーに踊らされる大衆への皮肉を込めて描いた作品。内田さんは同作の脚本も担当しており、86年の毎日映画コンクール脚本賞を受賞した。

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