女優の足立梨花さんが22日、東京都内で行われた優希美青(ゆうき・みお)さんとのダブル主演映画「でーれーガールズ」(大九明子監督)の舞台あいさつに、劇中で着用した制服姿で登場した。足立さんは「昨日、無事に初日を迎えられてほっとしている」と心境を明かすと、映画については「たくさん見てほしいいところはあるんですが、見終わった後、心の中に何か残ってくれればと思うし、大切な人をこれからも大切にしていってほしい」と語った。
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映画は、原田マハさんの同名小説が原作。1980年代と現代の岡山を舞台に恋と友情を描いた青春物語で、タイトルの「でーれー」は、岡山の方言で「すごい」という意味。東京から岡山に転校してきた鮎子(優希さん)は、美人でクラスでも目立つ存在の武美(足立さん)とマンガを通して仲良くなるが、ある事件がきっかけで仲たがいをしてしまう……というストーリー。大人になった鮎子を白羽ゆりさん、武美を安蘭けいさんが演じた。
足立さんは「私はJリーグの『(特命)女子マネジャー』をやっていたから、岡山は何回も行ったことがあるんですが、行くのはスタジアムばかりで、今回のロケで新たな発見ができました」と岡山ロケを振り返ると、お気に入りの場所に「鶴見橋」を挙げ「私と鮎子のいろいろな感情が巻き起こる場所。一番思い入れがあるし、記憶に残っている」と笑顔で語っていた。
舞台あいさつには白羽さん、安蘭さん、桃瀬美咲さんも登場。今回、初めて映画に出演した安蘭さんは「こんな大きなスクリーンでどんな感じで映るのか、しわが映っていたら恥ずかしいなって思いましたが、美しく映っていてよかった」と自画自賛し、共演者を笑わせていた。
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