注目ドラマ紹介:「ヤメゴク」 大島優子が“マル暴”刑事役で連ドラ初主演

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 元「AKB48」で女優の大島優子さんが主演する連続ドラマ「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」(TBS系)が16日スタートする。警視庁組織犯罪対策部(マル暴)の「暴力団離脱者電話相談室」(通称・足抜けコール)を舞台に、大島さん演じる謎多き女性刑事・永光麦秋(ながみつ・ばくしゅう)の活躍を描く。大島さんは今回が連ドラ初主演で、「TRICK」「SPEC」などの堤幸彦さんが演出を手がけ、「ATARU」「相棒」などの櫻井武晴さんが脚本を担当する。

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 「ヤメゴク」は、一般社会で普通の生活を送りたいと願う暴力団の構成員に対して、組織に話をつけ、最終的には就職先も斡旋(あっせん)する「足抜けコール」担当の麦秋(大島さん)が、自分の身一つで、巨大な敵にも立ち向かっていく刑事ドラマ。性格はブラックでシニカルな“ギスギス”系で、暴力団員を異常なまでに憎み、ケンカにめっぽう強いという麦秋のアクションも見どころの一つとなっている。

 麦秋の相棒で、顔は強面(こわもて)だが実は気が弱い三ヶ島翔(みかじま・かける)を北村一輝さん、麦秋と三ヶ島を見守る「足抜けコール」室長・石山博文(はくぶん)を田中哲司さんが演じ、勝地涼さん、本田翼さん、山口紗弥加さん、遠藤憲一さんも出演する。

 第1話は、麦秋のいる「足抜けコール」に三ヶ島が異動してきたが、暴力団員を徹底的に「クズ」扱いする麦秋と、実は性善説者の三ヶ島はソリが合わず、いざこざが絶えない。ある日「足抜けコール」に新たな離脱希望者からの電話が入る。その人物は指定暴力団「関東貴船組」の二次団体の親分で、関東貴船組の六代目組長・橘勲(遠藤さん)に「詫びを入れた」と言うが……というストーリー。

 16日から毎週木曜午後9時放送。初回は同8時57分スタートで18分拡大版。

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