女優の杏さんが第23回橋田賞で新人賞を受賞し、10日に東京都内で行われた授賞式に出席。身長が公称174センチの杏さんは、同賞を主催する橋田文化財団の理事で脚本家の橋田壽賀子さんから「わあ、背が高い」と驚かれ、「今日初めてごあいさつさせていただいた方、ほぼ全員の方に『大きいね』って言われました。ある意味、言葉通りの大型の新人かな」とちゃめっ気たっぷりに語って、出席者らを笑わせた。
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杏さんは、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」や「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)に出演し、生き生きとした演技で幅広い年齢層の支持を得たことが評価され、新人賞を受賞。「お芝居のお仕事を始めて7年。この賞をいただけるのを本当にうれしく思っています」と笑顔で喜び、「『ごちそうさん』『花咲舞が黙ってない』は、私の人生の中で大きな作品。これからもいただいた役に誠実に向き合って一つ一つみなさんにお届けできるように頑張っていきたいと思います」と決意を新たにしていた。
橋田賞は、放送文化に大きく貢献した番組や人物を表彰しようと1993年に橋田文化財団が創設した賞。今回は「ドクターX~外科医・大門未知子」(テレビ朝日系)、「おやじの背中」(TBS系)、NHK連続テレビ小説「花子とアン」、山田太一ドラマスペシャル「時は立ちどまらない」(テレビ朝日系)の4作品と、「相棒」(同)などの脚本を手がける輿水泰弘さん、岸部一徳さん、沢口靖子さんが選ばれた。特別賞は関口宏さんが受賞した。大賞は該当なしで、受賞者には置き時計と100万円が贈呈された。
授賞式には「ドクターX」を代表して西田敏行さんが出席したほか、岸部さん、沢口さん、関口さんらも出席した。
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