東出昌大:久坂玄瑞の“隠し子問題”突っ込まれ困り顔

大河ドラマ「花燃ゆ」の第18話試写会に登場した東出昌大さん
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大河ドラマ「花燃ゆ」の第18話試写会に登場した東出昌大さん

 俳優の東出昌大さんが20日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた大河ドラマ「花燃ゆ」の第18話「龍馬!登場」(5月3日放送)の試写会に出席。井上真央さん扮(ふん)する主人公・文(ふみ)の夫・久坂玄瑞(くさか・げんずい)を演じている東出さんは、京都の芸妓で久坂の愛妾、辰路(鈴木杏さん)との間にもうける“隠し子”について意見を求められると「いやー、これは難しい。脚本家の方に聞いてください。久坂の心情をあるし。東出個人の見解は言えないですね」と困り顔を浮かべていた。

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 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰(伊勢谷友介さん)の妹・文(井上さん)が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊王攘夷(じょうい)派の中心人物・久坂(東出さん)と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦(大沢たかおさん)と再婚した人物。ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えながら生きた文の生涯が描かれている。

 第18話「龍馬!登場」は、松陰が亡くなり、松陰を処刑した江戸幕府大老・井伊直弼(高橋英樹さん)も桜田門外で暗殺された後、文のもとを土佐藩士の坂本龍馬(伊原剛志さん)が訪ねにやってくる……というストーリー。同話から久坂が命を落とす禁門の変までが、ドラマの“第2ステージ”となる。

 東出さんは禁門の変まで撮影が終わっていることを明かしつつ「これまで玄瑞は非業の死を遂げたと思っていたが、玄瑞や他の塾生の死は決して無駄なものではなかったし、彼らがいたから今の日本がある。玄瑞という役に出会えて本当に良かったと、かみ締めながら演じている。最後まで玄瑞の“生”をまっとうしたい」と意気込んでみせた。

 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送中。

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