人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの展覧会「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」(18日~9月27日)の内覧会が17日、東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで行われ、主人公アムロ・レイ役で同展の音声ガイドを務めた古谷徹さんが来場した。アニメの原画や企画メモなど約1000点の制作資料をはじめ、高さ約2.5メートルの実物大ガンダムヘッド(頭部)などが公開されており、古谷さんは「今でも力や熱を感じる。訴えかけてきますもんね」と感激していた。
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ファーストガンダムのテレビ、劇場版を中心に、富野由悠季総監督の企画段階のメモや、美術監督の中村光毅さんの美術設定や美術ボード、キャラクターデザインの安彦良和さんの原画、メカニックデザイナー・大河原邦男さんの精密な設定画など一挙に約1000点を展示。実物大ガンダムヘッドは、宇宙要塞「ア・バオア・クー」での最終決戦で、ジオングによって撃ち落とされたガンダムの頭部という設定で、壊れかけた様子がリアルに再現されている。
また、今回の展覧会では、ファーストガンダムの大気圏突入をめぐる戦いをホワイトベースのメインブリッジからの視点で楽しめるオープニングムービー「大気圏突入」(約5分)も上映。ブライトやミライの作戦指揮や、目の前で繰り広げられるガンダムとシャア専用ザクの戦いを臨場感たっぷりに体感することができ、古谷さんも「この映像を見るだけで元が取れますね」と絶賛していた。
ほかにも、歴代ガンダムの映像をダイジェスト映像に仕上げた約5分間の「ALL G トリビュート・クロニクル Ver.2」を上映するプロジェクションマッピングが楽しめるコーナーもあり、アニメ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 2 哀しみのアルテイシア」の最新映像を見ることもできる。展示会の音声ガイドは古谷さんだけでなく、シャア・アズナブル役の池田秀一さん、ミライ・ヤシマ役の白石冬美さんも担当しており、おなじみの声で展示内容を説明してくれる。
さらに、会場外のカフェ「ザ・サン」のガラス壁面には、昨年開かれた大阪展で行われた「ガンプラ大作戦」で来場者が制作したガンプラ1000体も展示。物販コーナーでは、東京会場限定のガンプラやオリジナルグッズなどを購入することができる。
「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」は18日~9月27日、開館時間は午前10時~午後8時。入場料は一般・大学生が前売り1800円、当日2000円で、ペア券(前売りのみ、3000円)、アフターシックス券(当日のみ、1500円)なども用意される。
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