歌舞伎俳優の尾上松也さんが10日、東京都内で行われた米ドラマ「GOTHAM/ゴッサム<ファースト・シーズン>」のDVDリリース記念イベントに登場。同ドラマの大ファンという尾上さんは、劇中に登場するギャングの女ボスのフィッシュ・ムーニーの印象を聞かれると「悪の王道を突き進む悪の象徴で、恐ろしい」と話し、「僕だったらすぐだまされてしまう。近づいてほしくないですね」と顔をしかめた。
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「GOTHAM/ゴッサム」は、映画「ダークナイト」シリーズの舞台・ゴッサムシティで巻き起こる凶悪事件に、若きジェームズ・ゴードン刑事が立ち向かう本格クライムアクションで、“ダークナイト”が登場する前の物語。後に「バットマン」となるブルース・ウェインの少年時代などが描かれている。米国ではセカンド・シーズンの放送も決定しており、日本では海外ドラマ専門チャンネル「AXN」で放送されている。
尾上さんは「バットマン・ファンとしてはタイトルだけで引かれる。バットマンの活躍以外に着目し、ゴードン刑事を主役にしているところが憎い。ゴッサムの街の中の空気感がより現実世界に近くて、独特の雰囲気、世界観の作り方もうまい。アクションも一級品で申し分ない」と魅力を力説。また主役のゴードン刑事は、腐敗したゴッサム市警の中で「唯一の希望」といい「おそらく僕なら(長いものに)巻かれてしまう」とおどけてみせると、「ゴードンと(ベテラン刑事の)ハービーがどんどんと固い絆で結ばれていって、“友情もの”が好きなので2人の関係は僕好み」と語っていた。
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