黒猫チェルシー：「まれ」劇中バンドとしてファンミーティングで生演奏

　NHK連続テレビ小説「まれ」に出演する渡辺大知さんが所属する4人組ロックバンド「黒猫チェルシー」が13日、横浜赤レンガ倉庫（横浜市中区）で行われたイベント「NHK横浜感謝祭　『まれ』ファンミーティング」に登場し、劇中バンド「little voice（リトル・ボイス）」として劇中歌「涙のふたり」「また会おう　バンドver．」を集まったファン約5000人の前で生演奏した。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　ファンミーティングには主演で希（まれ）を演じる土屋太鳳さんをはじめ、横浜編に出演した池畑美南役の中村ゆりかさん、先輩パティシエ・矢野陶子役の柊子さんと浅井和也役の「ドランクドラゴン」の鈴木拓さんも出席した。

　渡辺さんは、眼鏡をかけるなど希の同級生の二木高志に扮（ふん）してステージに上がり、「恋に悩む友達にささげます」と劇中に登場するせりふを言い、主人公の希が圭太（山崎賢人さん）に告白するシーンを再現するかのように、「涙のふたり」を歌唱。また、「黒猫チェルシー」としても「恋はPEACH PUNK」「北京ベイベー」など3曲を披露した。ライブの終盤では、ステージの脇で手拍子や歌詞を口ずさんでいた土屋さんが、ステージの中央のそばまで歩み寄り、観客に手を振ってライブを楽しんでいた。

　ライブが終了すると、土屋さんが「高志、久しぶりだね」と話しかけ、「この歌がないと、圭太に告白できなかった」と歌への思い入れを語ると、渡辺さんは「久しぶり。なんかこの空気久しぶりだね」と高志を演じるように話そうとしたが、「口数が少ないという（設定の）高志と違って、僕はけっこうしゃべるので、やりにくい」と苦笑いしていた。

　また「横浜編」の印象に残ったシーンについて、渡辺さんは「海沿いで、ギターを弾いて希を励ますシーンなのですが、横でギターを弾くのがいいかとか、演技で土屋さんがアドバイスしてくれて、僕が逆に励ましてもらったのを覚えています」と振り返っていた。