アジア最大級の映画祭「第28回東京国際映画祭(TIFF)」が22日に六本木ヒルズ(東京都港区)などで開幕した。同日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたオープニングセレモニーには、「X-MEN」シリーズなどで知られ、コンペティション部門で審査委員長を務めるブライアン・シンガー監督らが登場。シンガー監督は「ドラマ、コメディー、ホラーと、かなり多彩なジャンルがあり、審査をするのは簡単なことではない、かなりチャレンジングだと思う」としつつ、「皆さんと一緒に審査できることを光栄に思っております」と笑顔で意気込みを語った。
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セレモニーは、同映画祭のオープニング作品であるロバート・ゼメキス監督の「ザ・ウォーク」の上映前に開催。セレモニー内では同作品の舞台あいさつも行われ、ゼメキス監督は「作品が東京国際映画祭のオープニングを飾ることを光栄に思っております」と語り、また、「ザ・ウォーク」を製作するきっかけなどを説明。同作は1974年に当時世界一の高さを誇ったワールドトレードセンターの間をワイヤロープ1本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩(かっぽ)に挑戦したフィリップ・プティさんの著書を実写化した作品で、ゼメキス監督は「キャラクターが斬新なことに引かれた。(主人公のキャラクターが)夢を追っていき、バレエのようなスペクタクルを繰り広げてくれる。これはやはり映像化しないといけない、素晴らしいものになると思った」と説明。見どころについても「(主人公の)フィリップがやっとワイヤの上に足をのせて歩き始めるその瞬間、その芸術性を見ていただきたいなと思います」と紹介した。
東京国際映画祭は、1985年にスタートし今年で28回目を迎えるアジア最大級の映画祭で、今年は22~31日に六本木ヒルズや新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ新宿などの会場で開催。オープニング作品はゼメキス監督の最新作「ザ・ウォーク」で、クロージング作品は佐藤浩市さん主演の「起終点駅 ターミナル」(篠原哲雄監督)。グランプリなどを選出するコンペティション部門には16作品が選ばれており、日本映画は竹内結子さん主演の「残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋-」(中村義洋監督)などが出品されている。
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