東京国際映画祭:審査委員長に「X―MEN」のブライアン・シンガー監督 行定監督はアジアプロジェクトに参加

「第28回東京国際映画祭」の記者会見に登場したプロジェクト「アジア三面鏡」に参加する(左から)行定勲監督、ソト・クォーリーカー監督、ブリランテ・メンドーサ監督
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「第28回東京国際映画祭」の記者会見に登場したプロジェクト「アジア三面鏡」に参加する(左から)行定勲監督、ソト・クォーリーカー監督、ブリランテ・メンドーサ監督

 10月22~31日に開催されるアジア最大級の映画祭「第28回東京国際映画祭」(TIFF)の記者会見が28日、東京都内で行われ、映画「X―MEN」シリーズなどで知られるブライアン・シンガー監督が、グランプリなどを選出するコンペティション部門の審査委員長を務めることが明らかになった。またアジアの気鋭の監督3人が、一つのテーマのもとオムニバス映画を共同製作するプロジェクト「アジア三面鏡」が始動することも明らかにされ、会見には同プロジェクトに参加する行定勲監督、ブリランテ・メンドーサ監督、ソト・クォーリーカー監督が登場した。

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 シンガー監督は、映画祭に合わせて8度目の来日をするといい「映画を愛する者としてフレッシュで新しい作品を見られるということが一番の栄誉だと感じています。審査員の1人、さらに審査委員長の立場から、映画監督たちの成長を手助けできることは、なお一層の栄誉です。映画祭の重要性を心から理解していますし、映画祭にまた参加できることを楽しみにしてます」とコメントを寄せた。

 会見では、オープニング作品が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「フォレスト・ガンプ/一期一会」のロバート・ゼメキス監督の最新作「ザ・ウォーク」、クロージング作品が佐藤浩市さん主演で直木賞作家の桜木紫乃さんの短編を映画化する「起終点駅 ターミナル」(篠原哲雄監督)に決まったことも併せて発表された。

 TIFFは、1985年にスタートし、今年で28回目を迎えるアジア最大級の映画祭。10月22~31日に六本木ヒルズや新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ新宿などを会場に開催され、人気アニメ「機動戦士ガンダム」の特集上映、昨年、亡くなった俳優の高倉健さんの追悼特集上映、巨匠・黒澤明監督の名作「乱」の4Kデジタル復元版ジャパンプレミア上映なども楽しめる。

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