モー娘・鞘師里保:単独公演“ラストステージ”で感極まる 「未来につながる」

「モーニング娘。’15」単独ツアーコンサート最後のステージに立った鞘師里保さん
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「モーニング娘。’15」単独ツアーコンサート最後のステージに立った鞘師里保さん

 人気アイドルグループ「モーニング娘。’15」が8日、日本武道館(東京都千代田区)でコンサートツアー「モーニング娘。’15 コンサートツアー秋 ~PRISM~」の最終公演を開催。今年いっぱいで同グループを卒業するメンバーの鞘師里保さんにとって、単独ツアーコンサート最後のステージで、鞘師さんは「今回卒業という大きな決断をしたけど、今日のこのステージは未来につながるいいステージになった。来年からもっといろんな人生経験をして成長していきたい。(卒業後の留学から)帰ってきたときには何か形にしてみなさんにお届けできればうれしいな」と感極まった様子で語った。

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 この日は、9月にスタートした単独コンサートツアーの千秋楽。会場に集まった約1万人のファンを前に、29日発売の新曲「冷たい風と片思い」など、25曲以上を熱唱。さらに、アンコール前には客席から「鞘師コール」が巻き起こり、イベントは盛り上がりを見せた。

 アンコールのMCでは、同期でリーダーの譜久村聖さんが「正直(鞘師)里保ちゃんとは、もっと一緒に歌いたい曲あるし、一緒にかなえたい夢がいっぱいあります。だから今日のコンサートももっと遅く時間が進めばと思いながら歌っています。これからは違う道に進むけど、お互い頑張っていこう」とエールを送るなど、ほかのメンバーから鞘師さんにメッセージが送られた。

 メンバーからのメッセージに、鞘師さんは「メンバーとパフォーマンスする時間が楽しかったし、私たちとファンの皆さんが心を一つに一体感のあるコンサートが作れて楽しかった」と感謝し、「私のモーニング娘。としての人生はあと3週間だけど、まだまだ思い出を作りたい。皆さん最後まで私のことよろしく!」とファンに呼びかけ、最後の楽曲「ここにいるぜぇ!」では、笑顔を見せながらパフォーマンスを披露し、会場のファンを喜ばせた。

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