葬送のフリーレン 第2期
第29話 じゃあ行こうか
1月16日(金)放送分
2016年に公開される「X-MEN:アポカリプス(原題)」。いまだベールに包まれている今作について、シリーズ前作「X-MEN:フューチャー&パスト」(14年)に続いてメガホンをとるブライアン・シンガー監督が語った。シンガー監督によると今作は「古代エジプトからスタートし、時代を1983年に移したあとは、そのまま83年を舞台に展開していく」という。
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インタビューは、シンガー監督がコンペティション部門の審査委員長を務めた、今年の東京国際映画祭の開催中に行われた。「ストーリーの軸となるのは、プロフェッサーXとレイブン(ミスティーク)の異なるイデオロギーの対立だ」と切り出したシンガー監督は、「なぜなら」と言葉をつなぎ、「前作でプロフェッサーXは、人間とミュータントは共存できると証明した。彼の中では、将来的には人間とミュータントが一緒に学園を作って……と夢が広がっている。一方のレイブンは、メディアに露出されたことで、ミュータントのシンボル的存在となった。でも実際には、ミュータントは差別されていて、今も非常につらい状況にある。彼女にしてみれば、『そんなところでのんびり学園をやっている場合じゃない』という思いがある。それによって2人が対立し、さらにいうなら、そういう状況の中で、X-MENの学園というか、チームを作らざるを得なくなっていくんだ」と説明する。
レイブンを演じるのは、前作に引き続きジェニファー・ローレンスさんだ。ローレンスさんのレイブン役は「アポカリプス」で見納めという声が聞こえてくるが、それについては「彼女はまだ若い。気軽に言ってみただけだと思うよ」としつつ、「最後に仕事をした時、彼女は『何時間も掛かるメークを、とてもじゃないけどもうやりたくない。デジタル処理か何かでできるんだったら、もう一度やりたいわ』と言いながら去っていった」ことを明かし、「絶対に出演しない、というふうには聞こえなかったよ」と楽観的な見方を示す。その上で「僕自身、彼女にまた出演してほしいと思っている。彼女は友人だし、彼女と仕事をするのが好きなんだ」とローレンスさんの今後の出演を熱望する。
今回、悪役として登場するアポカリプスは、別名、エン・サバー・ヌール(“第一の者”という意味)といい、X-MENの歴史の中でも最強の敵の一人といわれている。実はこのアポカリプス、前作の「X-MEN:フューチャー&パスト」のエンドクレジットのあとに、チラりと姿を見せている。シンガー監督はそのアポカリプスについて「最初のミュータントだ。彼は何万年も生きていて、野蛮人だった頃の人類に文明をもたらした。それによって人々は彼を神と崇め、彼もまた自分を神だと考えている。エイリアン的な要素も入れてみた」と表現する。
しかし、そうやって一度は人間から崇められたアポカリプスも、その後、さまざまな文明が生まれる過程において、彼に抗う人々によって「エジプトに封印されてしまい、4500年にわたって地中に埋められることになる」。そして、今作の舞台となる83年によみがえり、「ロシアや米国という超大国によって誤った方向に導かれた、自分が信じるところの神や正しきものに導かれているのではないまったく別の世界を目の当たりにし、かつて自分が作り上げた世界をもう一度取り戻そうと考える」というのが大まかなキャラクター像のようだ。
さらに、「彼の恐ろしいところは、人間とミュータントを区別しないことだ」と指摘したシンガー監督は、「とにかく、すべてを破壊し尽くし、多くの犠牲を出してまで、彼は自分の正しいと思うことをやろうとする。マグニートーと違うところはそこなんだ」と、意見の相違からプロフェッサーXと袂(たもと)を分かつことになった、マイケル・ファスベンダーさん演じるマグニートー/エリック・レーンシャーを引き合いに出して補足した。
アポカリプスを演じるのは、グアテマラ出身の俳優オスカー・アイザックさんだ。アイザックさんはこれまで、「ボーン・レガシー」(12年)や「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」(14年)といった作品に出演している。また、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(15年)では、宇宙一のパイロットで、台頭する暫定軍事政権“ファースト・オーダー”に立ち向かうレジスタンス、ポー・ダメロン役で出演している。
アイザックさんについてシンガー監督は「ラテンアメリカやアジア、コーカシアン(白人)などの多人種的な外見を持つ俳優」と評し、今作では、アポカリプスのコスチュームを身に着けるため、「オスカー・アイザックとしての姿はほんの少ししか見えない」としながら、「彼は一体何人なのかという曖昧さを感じさせることが重要」であり、「彼は素晴らしい俳優であると同時にナイスガイ。彼自身もアポカリプスを演じることを喜んでいた」とアイザックさん起用の理由を語った。
最後にこぼれ話を一つ。チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX役のジェームズ・マカヴォイさんが、今回スキンヘッドになることは周知のことだが、シンガー監督自身、チャールズが「スキンヘッドになる画(え)は、絶対に撮りたいと思っていた」という。スキンヘッド用のカツラをかぶるか、実際に頭を丸めるかの選択はマカヴォイさん自身に委ねられ、結局、マカヴォイさんはメークに時間がかからないスキンヘッドを選んだわけだが、シンガー監督によると、その剃髪(ていはつ)の様子をウェブカメラで見ていた老年期のプロフェッサーX役のパトリック・スチュワートさんは「『ジェームズの髪が欲しい!』と言っていた(笑い)」そうだ。「X-MEN:アポカリプス」は2016年公開予定。
(インタビュー・文:りんたいこ)
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