武田真治:主演SPドラマで“三角関係” 「タイムリーな話題」とアピール 

SPドラマ「日本のヴァイオリン王~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語~」の会見に登場した(左から)笛木優子さん、武田真治さん、中村ゆりさん
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SPドラマ「日本のヴァイオリン王~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語~」の会見に登場した(左から)笛木優子さん、武田真治さん、中村ゆりさん

 俳優の武田真治さんが29日、東京都内で2月14日に放送される主演スペシャルドラマ「日本のヴァイオリン王~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語~」(東海テレビ・フジテレビ系)の会見に登場した。日本のバイオリンブームの立役者で、2人の妻と同居していたという主人公を演じた武田さんは「タイムリーな話題ですね」と、タレントのベッキーさんと4人組ロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(えのん)さんとの不倫騒動を引き合いに出して笑いを誘った。

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 ドラマは、明治時代にバイオリンの大量生産に成功し、日本にバイオリンブームを起こした名古屋市出身の鈴木政吉(まさきち)の生涯を描く。三味線職人だった政吉がバイオリン作りに目覚めたきっかけから、笛木優子さん演じる苦しい時代を支えた妻・乃婦との夫婦愛、さらに、中村ゆりさん演じるもう一人の妻・良を乃婦と同居させるなど、政吉の型破りな生きざまも紹介する。遊井亮子さん、大杉漣さん、ナレーターとして水谷豊さんも出演する。

 会見には、笛木さんと中村さんも出席。笛木さんは政吉について「人としては尊敬できますが、(3人で同居している)この状況は受け入れられません」と話し、中村さんは「絶対無理です!」と答えた。武田さんは「(良を)なじみの芸者だといって、正々堂々、家に連れてきた。うそをついてないところがいいですよね」といい、「政吉さんのロマンを支えるには、妻が2人必要だったのでは……」と話した。また、「政吉さんの生きざまから、女性との付き合い方に関してもいろいろ学びました」としみじみと語った。

 さらに笛木さんと中村さんが、武田さんにサプライズで、バレンタインデーに放送することにちなんでチョコレートでできたバイオリンをプレゼントした際、司会者が「“世界に一つだけの”バイオリンを用意しました!」と話すと、武田さんは「世界に一つだけですか!?」と鋭い反応も見せた。

 最後に武田さんは「政吉さんは何度もくじけ、挫折を味わいながら、それでもつらい出来事を苦労と認めなかった。さらに『これが最後』と決めて作った物を、何度も改良を重ね、生涯努力を続けました。素晴らしい人生を体現できた、役者冥利(みょうり)に尽きる役でしたし、政吉さんを巡るいろいろな愛の形もすてきです。ぜひご覧ください」とドラマの見どころをしっかりと語り、会見を終えた。ドラマは2月14日午後4時5分から放送。

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