狂言師の野村萬斎さんが29日、東京都内で行われた主演映画「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」(金子修介監督)の初日舞台あいさつに登場。現代劇初挑戦で特殊能力を持つお笑い芸人に扮(ふん)し、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんと漫才も披露している萬斎さんは「相方がプロですから、乗らさせていただいた。細かいやり取りはアドリブでやったところもある」と話し、金子監督も「いいコンビネーション」と絶賛していた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
萬斎さんは「こちらがためても、ちゃんと乗っかってきてくれた。それを利用して突っ込んだりもできた」と宮迫さんとの漫才について話し、金子監督も「2人とも技術があるから演技合戦になるかと思ったけども、お互い受け止めていた」と撮影を振り返っていた。
イベントには、人気グループ「関ジャニ∞」の安田章大さんも登場。主人公が残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情)を読み取る超能力を持つという劇中の設定にちなみ、超能力でスキャニングされるならという質問に安田さんは「昔はマネジャー車が1台しかなかったので2時間くらい(関ジャニ)みんなで乗り合わせて現場に行っていた時のことですね」と回顧し、「今はありがたいことにマネジャー車が増えた」としみじみ語っていた。
映画は、「ALWAYS 三丁目の夕日」「探偵はBARにいる」などで知られる人気脚本家・古沢良太さんが書き下ろした予測不能の謎解きミステリー。残留思念を読み取ることができる元お笑い芸人の仙石和彦(萬斎さん)は、その特殊能力により世間を沸かせるも、その結果として神経をすり減らし芸能界を引退。静かな生活を送る仙石だったが、元相方のマイティ丸山(宮迫さん)とともに事件の解決に挑む……という内容。舞台あいさつには杉咲花さんらも登場した。
1995年公開の映画「ゴジラVSデストロイア」に登場したゴジラのフィギュア「S.H.MonsterArts ゴジラ(1995)70周年特別記念Ver.」(バンダイスピリッツ)が7…
堂本光一さん、堂本剛さんの人気デュオ「KinKi Kids」がユニット名を「DOMOTO」に改名することが明らかになった。、改名後の活動タイミングについては、KinKi Kids…
「告白」などで知られる中島哲也監督の7年ぶりの新作「時には懺悔を」が2025年6月に公開されることが明らかになった。打海文三さんの同名小説が原作で、西島秀俊さんが家族との不和を抱…
12月30日に発表された27~29日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、人間の細胞を擬人化したキャラクターが登場する清水茜さんの人気マンガを実写化した「はたらく細…
俳優の広瀬すずさんの主演映画「ゆきてかへらぬ」(根岸吉太郎監督、2025年2月21日公開)が、2025年1月30日~2月9日(現地時間)にオランダで開催される第54回ロッテルダム…