松重豊:“ブラジルのグルメ”を絶賛 現地初訪問で「実際、おいしい」

「松重豊の人情紀行 美味しいブラジル2016」の会見に出席した松重豊さん
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「松重豊の人情紀行 美味しいブラジル2016」の会見に出席した松重豊さん

 俳優の松重豊さんが30日、東京都内で行われたRKB毎日放送制作の特別番組「松重豊の人情紀行 美味しいブラジル2016」の会見に出席。松重さんがブラジルを初訪問し、現地のグルメと人の魅力に迫る内容で、「怖いとかそういううわさは聞いていたけど、人はおおらか。とにかく、あらゆるところ、文化に日系の方の足跡があって本当に面白かった」と振り返り、現地のグルメについても「実際、食事がおいしい」と絶賛した。

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 番組は、「ブラジルに愛される“金メダル級”の人と食」をテーマに、松重さんが日系人が経営するブラジル最大級のコーヒー農園や、サンパウロの市営市場、同国特産の巨大魚・ピラルクの養殖場などを訪れ、現地の人やグルメの魅力をリポートする内容。松重さんは「いろんな日系人の方がいて、挫折に失敗にそういう絶望を繰り返してやっと今があるという人が多く、その人生をお聞きするだけでも面白かった」とコメント。

 撮影では日本人街も訪れたといい、「不動産屋にふらっと入って、店の(日系人の)方にどういういきさつでこちらにいらしたかを聞いたら、『家族で(ブラジル)来たけど、親は帰っちゃったんだよ。しょうがないから兄貴と商売始めたんだ』って。そういうすさまじい人生の歴史があるけど、そういう人たちが異常に明るくて。日本にいたらそういう話は悲劇にしかならないけど、喜劇に変えてしまうようなエネルギーを持っていて、日本人って悲観的に考えてしまう性格だけど、ブラジルに行くと元気になれるんじゃないかな。実際に僕もそうなった。それがすごい収穫だった」と刺激を受けていた。

 また、同国のグルメについて、「実際、食事がおいしい。例えばパルメジアーナというとんかつにチーズを乗せてトマトソースをかけたようなものがどこにいっても抜群においしくて。ご飯が中心だし、そういう食文化は日本人に優しいと思う。黒豆をご飯の上にかけたものが主食として食べられていたり、それもおいしくて」と絶賛。「食べ物に対する興味も持ってほしいし、ブラジルという国が日本人にとって本当に身近なんだよっていうところを実感してほしい」と番組をアピールした。

 7月17日午後4時から、TBS系5局ネット(TBS、MBS、CBC、HBC、RKB)で放送予定。

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