昭和を舞台に、噺(はなし)家の素顔と業を描くアニメ「昭和元禄落語心中 -助六再び篇-」の放送が6日深夜から順次、スタートする。雲田はるこさんのマンガが原作で、シリーズ第1期は2016年1月から4月まで放送され、人気と実力を兼ね備えた声優たちの熱演が注目を集めた。
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「昭和元禄落語心中 -助六再び篇-」は女性向けマンガ誌「ITAN」(講談社)で連載されたマンガが原作。アニメ第1期では、元チンピラだった主人公が「昭和最後の大名人」といわれる八代目有楽亭八雲の押しかけ弟子となり、「与太郎」の名を与えられることになる。そして八雲の養女・小夏と出会い、小夏の亡き父・助六に憧れて芸に精進するさまなどが描かれた。
アニメ第2期となる「助六再び篇」では、八雲のもとで芸を磨いた与太郎がついに真打ちとなり、「三代目助六」の名跡を受け継ぐ。己の落語を追い求める助六を中心に、与太郎と小夏との関係の変化や、老いと病魔に襲われた八雲の葛藤、時代の流れによって変化していく「落語」そのものが描かれる。
与太郎の声は「妖怪ウォッチ」などの関智一さん、有楽亭八雲は「夏目友人帳」などの石田彰さん、小夏は「さよなら絶望先生」などの小林ゆうさんが演じ、山寺宏一さんや林原めぐみさん、小松未可子さんらも出演する。アニメ制作は「初恋モンスター」などのスタジオディーンが担当する。放送はMBS、TBS、BS-TBSのアニメイズム枠ほか。
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