俳優の菅田将暉さんが主演を務める映画「帝一の國」(永井聡監督、4月29日公開)の“フンドシ太鼓”シーンが27日、公開された。“フンドシ太鼓”は、主人公・赤場帝一(菅田さん)たちが通う海帝高校の文化祭・海帝祭のオープニングを彩るシーンで、栃木県内の体育館でこのほど、撮影された。全身から湯気を出すという演出で、体育館内の暖房をすべて消し、気温2度という寒さの中、菅田さん、野村周平さん、間宮祥太朗さん、志尊淳さん、鈴木勝大さんの5人が、人生初というフンドシでの撮影に臨んだ。
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俳優陣は4日間にわたって、手のマメを潰しながら太鼓の練習を積んだといい、菅田さんは「フンドシを締めて太鼓をたたくのは非常に気合が入りました! 太鼓は今までもたたいたことがありますが、フンドシになって、大勢でたたくのは初めてだったので、緊張感もあり、楽しかったです。間違いなく、皆さんの記憶に残るシーンになると思います!」と話している。
志尊さんは「フンドシは意外に隠す面積が少なくて戸惑いましたが、みんなと衣装部屋でフンドシを締めている時が面白かったです。フンドシ太鼓の撮影は、太鼓を一から覚えつつ、役も演じなければならなかったので、難しかったですが、みんなで一つのものを作っていくことがとても面白かったし、しっかりと映像に残っていると思います」と自信を見せている。
「帝一の國」は、「ジャンプSQ.(スクエア)」(集英社)で2010~16年に連載された古屋兎丸(ふるや・うさまる)さんのマンガが原作。生徒会長は将来の内閣入りが確約されるという日本一の超名門校・海帝高校を舞台に、「総理大臣になって自分の国を作る」という野心を持つ新1年生の赤場帝一が、生徒会長の座を目指す……というストーリー。
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