黒島結菜:WOWOWドラマ「東京すみっこごはん」主演 おいしいお味噌汁作りに奮闘

WOWOWの連続ドラマ「東京すみっこごはん」に主演する黒島結菜さん
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WOWOWの連続ドラマ「東京すみっこごはん」に主演する黒島結菜さん

 女優の黒島結菜さんが、WOWOWの連続ドラマ「東京すみっこごはん」に主演することが27日、明らかになった。成田名璃子さんの同名小説が原作で、幼い頃に両親を失い、孤独を抱えつつ周囲に合わせるようにして生きてきた女子高生・沢渡楓を演じる。またおいしいお味噌汁を作るために奮闘する黒島さんが見どころで、制服姿でお玉とおわんを手にしたビジュアルも公開された。黒島さんは「今回、お料理をするシーンがたくさんあります。カツオ節を削ったり、昔ながらの調理法で作ることが多く、初めての経験なので楽しみです」と声を弾ませている。

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 ドラマは、東京下町のとある商店街の路地裏にたたずむ古い木造一軒家「すみっこごはん」が舞台。ある日の学校の帰り道、突然現れた黒猫に導かれ「すみっこごはん」にたどり着く楓。そこは年齢も性別も職業も異なる人々が集い、くじを引いて当番になった人が受け継がれてきたレシピ通りに料理を作り皆で食べる“共同台所”だった。楓はさまざまな騒動の中、人々の優しさや苦しみ、おいしいごはんに触れ、生きることの意味を感じとっていくが……というストーリーが展開する。

 映画「しあわせのパン」「繕い裁つ人」の三島有紀子監督がメガホンを取り、NHK連続テレビ小説「マッサン」などで知られる羽原大介さんが脚本を担当する。

 脚本を読んだ黒島さんは「おいしいものは人を笑顔にするんだなということを最初に感じました」とコメント。「“すみっこごはん”に集まる人たちは、自分に自信がなかったり悩みを持っていたりします。それでも真っすぐに喜びや悲しみと向き合って生きている姿に、私もそうやって生きていくべきだと心を動かされました」と振り返っている。

 また黒島さんは、演じる楓について「思っていることを口にするのがあまり得意ではなく、我慢していることが多い女の子です」と印象を明かしつつ、「このドラマでは、誰と食べるかではなく“おいしいものはおいしい”という事も伝えたいです。私自身このドラマを通して、“ごはん”というものを深く知る良いきっかけになればと思っています」と力を込めていた。

 「連続ドラマW 東京すみっこごはん」は5月スタート。毎週土曜午後10時に放送。初回は無料放送。

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