玉山鉄二:渡部篤郎は反面教師? 「意外と適当だった」

連続ドラマ「犯罪症候群」の会見に登場した玉山鉄二さん
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連続ドラマ「犯罪症候群」の会見に登場した玉山鉄二さん

 俳優の玉山鉄二さんが31日、東京都内で行われた東海テレビとWOWOWが共同制作する連続ドラマ「犯罪症候群」の会見に、谷原章介さん、渡部篤郎さんと登場。玉山さんは、「自分が“イケメン俳優”という感じで20代を過ごしていたときに、そういう部分で悩んだときがございまして」と明かし、「渡部さんのように、重厚感があり説得力のある表現方法ができる役者になっていきたいという思いがあった」と告白。そのため、今回は「渡部さんの取り組み方などを観察させてもらおうと意気込んでいった」と明かしたが、「(渡部さんは)意外と現場では適当だった……。パブリックイメージってすごいなと」と苦笑いで語り、会場を笑わせた。

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 さらに玉山さんは、現場での渡部さんのエピソードを披露。「現場で、ずっと指を(両手の人差し指を立てて)こうやっているんですよ。何しているんだろうと思ってずっと観察していたら、今日は11時までに帰るぞ、というマークだったらしく」と笑いながら明かし、「僕はこうはなっちゃいけないのかなと……」と語り、渡部さんを苦笑させていた。

 また、玉山さんは「監督の要求と(それに対する)自分の中での違和感が見つかると結構悩んじゃう。だからあまりほかのキャストの方とお話ししたりとかもなくて。まだまだ自分のスキルのなさに困惑しております」と苦労も吐露。ただ、「素晴らしい重厚なドラマになることは間違いない」と手応えも明かしていた。

 「犯罪症候群」は、累計45万部を発行する貫井徳郎さんの3部作小説「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」が原作。東海テレビ・フジテレビ系の「オトナの土ドラ」(土曜午後11時40分)で4月8日から放送される「シーズン1」の主演を玉山さん、WOWOWの「連続ドラマW」(日曜午後10時)で6月11日から放送される「シーズン2」の主演を谷原さんが務める。

 「シーズン1」は、少額の身代金を要求して確実にもうけるという手口の誘拐事件が起き、警視庁人事2課の環敬吾(渡部さん)は、元敏腕刑事の武藤隆(玉山さん)に秘密裏の調査を依頼する。犯罪捜査には関わらないつもりの武藤だったが、犯人グループが“未成年者の集団”と聞かされて依頼を受ける……というストーリー。武藤の妻・雅恵役で鶴田真由さん、娘の真梨子役で桜田ひよりさんも出演する。

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