注目映画紹介:「映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ」 野原一家が宇宙人を巻き込み大騒動

「映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ」のメインビジュアル (C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2017
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「映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ」のメインビジュアル (C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2017

 劇場版アニメ「映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ」(橋本昌和監督)が15日、公開される。今作は、今年25周年を迎える「映画クレヨンしんちゃん」シリーズの最新作。突然、野原家に現れた宇宙人により、子供の姿になってしまったひろしとみさえを大人に戻すため、野原一家が冒険する姿を描く。

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 ある夜、野原家に突然“シリリ”という宇宙人がやって来る。シリリの謎のビームで、ひろし(声・森川智之さん)とみさえ(声・ならはしみきさん)は25歳若返り、子供の姿になってしまう。大人に戻してもらうためには、シリリの父親の力が必要で、野原一家はシリリをしんのすけ(声・矢島晶子さん)の尻に隠し、ニッポン縦断の旅に出る。しかし、裏ではシリリの父親の巨大な陰謀が進行しており……というストーリー。ゲスト声優として、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんがシリリの父親、蛍原徹さんが謎の男・モルダダ、女優の志田未来さんが本人役で出演している。

 野原一家が各地を飛び回るだけでもすごいのに、今回は宇宙人まで巻き込み、これまで以上にスケールの大きさに驚かされる。ひろしとみさえがしんのすけとひまわりを守るために奮闘する姿に思わずグッとくるが、なんせ2人とも子供の姿になっているのでどこかコミカルで可愛らしい。しんのすけとシリリの関係性に笑いながら泣かされるポイントもあり、野原一家の家族愛をたっぷり感じた。15日からTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほかで公開。(遠藤政樹/フリーライター)

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