人気サッカーマンガ「キャプテン翼」が初めて舞台化されることが明らかになった。8日、Zeppブルーシアター六本木(東京都港区)で行われた舞台「超体感ステージ 『キャプテン翼』」の製作発表には、作者の高橋陽一さんも出席。高橋さんは「実写版で翼が演じられるのは初めて。原作者として(実写化は)未知なので楽しみです」と笑顔を見せた。
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製作発表では、大空翼を元木聖也さん、若林源三を中村龍介さん、日向小次郎を松井勇歩さん、岬太郎を鐘ヶ江洸さん、三杉淳を鷲尾修斗さん、松山光を反橋宗一郎さん、早田誠を土井一海さん、新田瞬を加藤真央さん、次藤洋を皇希さんが演じることが発表され、ユニホーム姿で登場した。総合演出を務める演出家・振付家・ダンスパフォーマーのEBIKEN(蛯名健一)さん、脚本・演出アドバイザーの加世田剛さん、振付家の松永一哉さんも出席した。
舞台「超体感ステージ 『キャプテン翼』」は、ダンスやアクロバット、イリュージョンを取り入れ、マンガに登場するドライブシュートなどの“神技”が表現される。演劇界初の最先端技術を導入し、特注のウエアを着用することで、シュートを受けた衝撃やキックの感触など五感で楽しむことができる。高橋さんは「(マンガには)アクロバチックなプレーが出てくるので、実現されるということが素晴らしい」と話すと、翼役の元木さんは「可能な限り表現できるよう頑張りたい」と意気込んだ。
「キャプテン翼」は、1981~88年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、その後も「週刊ヤングジャンプ」(同)などで続編が連載されているサッカーマンガ。大ブームを巻き起こし、世界各国で多くのプロ選手にも影響を与え、サッカーの普及に貢献。2013年から「グランドジャンプ」(同)で最新作「キャプテン翼 ライジングサン」が連載中で、主人公・翼がスペインのサッカーリーグ「リーガ エスパニョーラ」の名門バルセロナで活躍する姿が描かれている。
舞台は、8月18日~9月3日に同所で23回にわたって上演される。
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