人気サッカーマンガ「キャプテン翼」の作者・高橋陽一さんが描き下ろした自身初のゆるキャラ「カラマール」が、WOWOWサッカーのオリジナルキャラクターに採用されたことが4月13日、分かった。同日放送されたWOWOWのサッカー情報番組「リーガダイジェスト！」で発表された。

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　高橋さんは動物をキャラクター化しようと考えたといい、「“イカす+ストライカー”で『イカストライカー』がいいなと。シャレなんですけど、そこからイカをコンセプトにしたストライカーのキャラクターを作ろうと思い、この『カラマール』（スペイン語で「イカ」の意味）くんを生み出しました」と誕生経緯を明かす。

　ブラジル代表のネイマール選手のような、柔らかさと強さをイメージしたといい、ポジションはフォワードで、「日本のサッカーは、常に得点力不足と言われてしまいます。MF（ミッドフィールダー）はいい選手が生まれてきていますが、ストライカーで世界に認められた選手はまだ少ないと思うので、そういう選手にぜひとも出てきてほしいという思いは長年の夢でもあります。そう考えたときに、子供のころからストライカーを目指すことが大事だと思ったので、子供たちに『俺がカラマールみたいになる』というようなイメージを持ってもらえたらうれしいですね」とにっこり。

　また、新型コロナウイルスの影響で各スポーツイベントが中止や延期になっているが、「サッカーなどのチームスポーツと同じように、みんなで一緒になって乗り切らなければいけません。チームワークよく、みんなの力でこの危機的状況をなんとか乗り切りたいなと思います。『カラマール』も、いつかまた普段通りのサッカーが見られる世界になってほしいと願っていると思います」と、スポーツやサッカーファンに向けてメッセージを送った。

　「カラマール」は、毎週月曜午後8時からWOWOWライブで放送する「リーガダイジェスト！」や、ラ・リーガの各節ハイライト、選手の独占インタビュー、スーパープレーや特集企画といったWOWOWオリジナル動画を配信する「WOWOW SOCCER FACTORY」などに登場する予定。