来週のひよっこ:第9週「小さな星の、小さな光」 工場倒産も乙女たちは最後まで笑顔で… 

向島電機にて。みね子(有村架純さん)たちは、松下(奥田洋平さん)から工場が閉鎖することになったと告げられる (C)NHK
1 / 5
向島電機にて。みね子(有村架純さん)たちは、松下(奥田洋平さん)から工場が閉鎖することになったと告げられる (C)NHK

 有村架純さん主演のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」は、29日から第9週「小さな星の、小さな光」に入る。向島電機が倒産することになり、大きなショックを受けるみね子(有村さん)たち。それでも、いつもと変わらぬ笑顔で工員たちを励ます愛子(和久井映見さん)の姿を見て、みね子たちは自分たちに残された時間を笑顔で過ごそうと決める……。

ウナギノボリ

 ライン長の松下(奥田洋平さん)は、工員たちに向島電機の倒産と工場の閉鎖を告げる。寮長の幸子(小島藤子さん)は「何か手の打ちようはないのか」と問いかけるが、松下は首を振るばかり。そんな時でも、笑顔で乙女たちを励ます愛子を見て、自分たちも残された時間を笑顔で過ごそうと約束するみね子たち。閉鎖までの1カ月、残った部品でラジオの生産を続けつつ、それぞれ転職活動を始め、みね子は澄子(松本穂香さん)と同じせっけん工場の面接を受ける。そして、ついに工場閉鎖の日を迎える。

 「ひよっこ」は96作目の朝ドラで、「ちゅらさん」などの脚本家・岡田惠和さんのオリジナル。大家族の農家に生まれ、のんびりした少女に育った谷田部みね子が、出稼ぎで東京に行っていた父が行方不明になったのを機に集団就職で上京する……というストーリー。高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が、殻を破って成長していく姿を描く。

 第8週「夏の思い出はメロン色」では、上京後初めての夏、お盆に実家に帰らないことにしたみね子は、乙女寮の仲間と海水浴に行く計画をする。一人里帰りした幼なじみの角谷三男(泉澤祐希さん)は、訪ねてきた美代子(木村佳乃さん)や君子(羽田美智子さん)に娘たちの東京での暮らしぶりを伝える。冬になり、向島電機の業績不振で給料を減額されることになったみね子。警察官の綿引(竜星涼さん)からは「故郷の茨城に帰ることになった」と告げられる……という展開だった。

 「ひよっこ」はNHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。

写真を見る全 5 枚

テレビ 最新記事