歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが23日、東京・渋谷の「Bunkamura シアターコクーン」で会見を開き、「昨日夜に、妻・麻央が、旅立ちました」と妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが死去したことを明かした。
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麻央さんは乳がんのため自宅で療養していたが、昨日は話すこともできない状態だったといい、そばで言葉をかけて見守っていたという海老蔵さんは「息を引き取る瞬間、不思議なんですが、『愛してる』と言って……彼女が、その一言を言って、そのまま旅立ちました」と涙で言葉を詰まらせながら語った。
また、麻央さんの存在について聞かれると、「できればずっと一緒にいて、私の方が先に、逝って、彼女にはもっと幸せに、家族やお友達やご家族とか(姉の)麻耶さんやお父さんお母さん、私が役者として成長していく過程をずっと見守っていてほしかった」と語った。
長女の麗禾(れいか)ちゃん、長男の勸玄(かんげん)君の様子については「麗禾は、昨日はずっと、麻央のそばを離れませんでした。彼女の横でずっと寝ると言って寝ていました。認識はしていると思いますよ。勸玄はまだ、分かっているんですけれど、分かっていないところもあって、今日の朝も、麻央の横になっているところに、2人が麻央の顔を触ったり足をさすったり、手を握ったり。まあ、私が今後、背負っていくもの、やらなくてはならないこと、子供たちに対してとても大きなものがあるなと痛感しました」と明かした。