ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」のあらすじ
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シッコウ!!~犬と私と執行官~:最終回(第9話) 執行官の仕事の中で超難問! 子どもを“直接強制” “ひかり”伊藤沙莉の思いは届くのか

連続ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」第9話の場面カット=テレビ朝日提供

 俳優の伊藤沙莉さん主演で織田裕二さんも出演する連続ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」(テレビ朝日系、火曜午後9時)の最終回(第9話)が9月12日に放送される。

 同話では、小原樹(織田さん)たちの前で「いつか執行官になりたい」と、重大な決意を明かした吉野ひかり(伊藤沙莉さん)。室長の日野純二(勝村政信さん)らに現実的な厳しさを説かれる中、小原だけは自分の決断を喜んでくれるのでは、と思っていたひかりだったが、その予想に反し、小原からも「勧める自信はない」と言われてしまう……。

 そんな中、小原のもとに「子どもの連れ去り」という、執行官の仕事の中で最も難しいといわれる事件が舞い込む。娘の碧唯(小野井奈々ちゃん)と愛犬を連れ、黙って家を出てしまった夫の興津大輔(福士誠治さん)に対し、「子どもの引き渡し」を求める仮処分の申し立てをしていた妻の凪咲(佐津川愛美さん)。家庭裁判所はすぐに引き渡しの判決を出したものの、大輔側がその決定に従わなかったため、子どもを“直接強制”し、凪咲のもとに連れ戻す、という事件だった。

 凪咲本人と弁護士の串木田克子(堀内敬子さん)の希望もあり、自ら志願してこの事件に執行補助者として協力することになったひかり。子どもを執行するということに心を痛めていると、案の定、小原から「そんなデリケートなハートで執行官なんかなれるか」と言われてしまう。

 そんな中、大輔が栗橋祐介(Sexy Zoneの中島健人さん)の大学の先輩だということが判明する。栗橋が大輔から聞いていた話と、凪咲が裁判所で話した内容にあまりにも違いがあったため、不安を抱えながら執行当日を迎える小原たちだったが、想定外の出来事が発生し、小原はショックを受ける……。

 ドラマは、強制執行によって金品、不動産などの財産を差し押さえたり、没収したりする国家公務員「執行官」がテーマ。NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(2021年)などを手がけた大森美香さんが脚本を担当する。主演の伊藤さんは“犬担当”の執行補助者を、織田さんは執行官を演じ、凸凹バディーでさまざまな事件や人々と関わり、人生のリスタートを目撃していく“痛快お仕事コメディー”。

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