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私のはじめて:江口のりこ 「そうめん工場で働く女」役で20歳の頃初めてのドラマ出演 休憩の連絡が来ず、そうめんを束ね続け

江口のりこさん

 今をときめくスターやアーティストにも、初出演、初イベント、初ライブなど必ず存在する“はじめて”の瞬間。そんな未経験ならではのドキドキの瞬間を、本人に振り返ってもらうのが「私のはじめて」。今回は、ディズニー・アニメーション「ズートピア2」(ジャレド・ブッシュ監督・バイロン・ハワード監督、公開中)の日本版で新キャラクターのビーバー、ニブルズの声を担当した俳優の江口のりこさんが、20歳の頃に初めて出演した2時間ドラマの撮影現場でのエピソードを語った。

 ◇

 20歳のとき、初めてテレビドラマに出演しました。初めてだったので、撮影現場のルールとか、よく分からなくて……。

 「そうめん工場で働く女」の役で、2時間のサスペンスドラマだったんです。確か西郷輝彦さんが刑事さんで、取り調べというか、「あの人はどんな人でしたか?」などと事情を聞かれて、「こういう人でした」って答えるような役で。そのあと工場の仕事に戻って、そうめんを束ねる作業を繰り返すというシーンに登場しました。

 当時、現場のことなんて全然分からない世界で、助監督さんも私のことなんて知らないから、撮影がお昼休憩に入っても、誰も「昼休憩ですよ」って言いに来てくれず……。ずっとそうめんを束ねていたんですよ(笑)。

 工場の中での流れ作業で、そうめんが流れてくるから作業を止められない。だからその作業をずっとやっていましたね。今考えれば、ひどい話ですよね(笑)。「初めて」の話ということで、そのときのことを思い出しました。

 このたび、「ズートピア2」で初めてディズニー・アニメーションの声優を務めました。なぜ私が選ばれたのか自分では全く分からないです。どうしてディズニーが? いまだに謎です(笑)。

 この作品の見どころは、ジュディとニックはお互い性格が全然違うんですけれども、1作目でバディーを組んで仲良くなって。続編ではその全然違うふたりが仲良くやっていけるのかがちょっとしたテーマだったりするんですね。

 お互いの違いというものを埋めなくてもいいんだと。違いをそれぞれ認めてやっていけばいいじゃない、というメッセージが込められているので、きっとそういうところを子どもたちは感じてくれると思いますし、大人も友情関係であっても、恋人関係であっても共感してもらえると思います。

 <プロフィル>

 えぐち・のりこ 1980年4月28日生まれ、兵庫県出身。身長170センチ。2002年、「桃源郷の人々」(三池崇史監督)で映画デビュー。その後、「ソロ活女子のススメ」(テレビ東京系)シリーズやNHK連続テレビ小説「あんぱん」に出演。2026年は、「新年早々 不適切にもほどがある!~真面目な話、しちゃダメですか?~」(TBS系)、「再会~silent Truth~」(テレビ朝日系)などに出演予定。2024年、第75回芸術選奨文部科学大臣新人賞を演劇部門で受賞。

 「ズートピア2」(公開中)……“もふもふなのに深いメッセージ”で社会現象を巻き起こしたディズニー映画「ズートピア」の最新作。動物たちが人間のように暮らす夢の都市“ズートピア”。頑張り屋なウサギの警察官ジュディと、皮肉屋だけど根はやさしいキツネのニックは、憧れの捜査官バディーとして事件に挑んでいた。ある日、ズートピアにいないはずのヘビのゲイリーが現れたことで、その誕生の裏に隠された驚くべき秘密が明らかに。なぜ、この街には哺乳類しかいないのか?ヘビたちが姿を消した理由とは? ズートピア最大の謎を前に、正反対なジュディとニックの絆が試される……。

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