この「僕の心のヤバイやつ イベント」ページは「僕の心のヤバイやつ」のイベント記事を掲載しています。
秋田書店のマンガサイト「マンガクロス」で連載中の桜井のりおさんの人気マンガが原作のテレビアニメ「僕の心のヤバイやつ」のイベント「ファン感謝企画!! TVアニメ『僕の心のヤバイやつ』振り返り上映会~僕らはふたたび集まった~」が9月29日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開催され、市川京太郎役の堀江瞬さんと山田杏奈役の羊宮妃那さんが登場した。イベントの最後には、劇場版アニメが制作されることがサプライズで発表され、堀江さん、羊宮さんは「び、びっくり!知ってた?」「えっえっ?」と顔を見合わせて驚いた。
羊宮さんは「まさかこのような発表で幕を閉じるイベントになるとは思いもよらず。我々も『僕ヤバ』が本当に大好きで、愛しています。また『僕ヤバ』の世界に戻ってこられることが本当に幸せです。 原作はもちろん続いていますが、動く杏奈ちゃんたちに会いにいけるのが今から楽しみです!」と涙ぐみながら思いを語った。
堀江さんは「本当にまさかまさかのうれしい発表がありました。本当にただただ、また彼らに会えることの喜びがすごく大きいです。また気合を入れて、(劇場版の)アフレコに臨みたいと思います」と意気込んだ。劇場版は新規映像を加えたテレビアニメの特別編集版で、市川と山田の“その後”も描かれる。劇場版の制作を記念して、原作者の桜井さんが描いたイラストも公開された。
イベントでは、堀江さんと羊宮さんは“今だから話せる裏話”を明かした。堀江さんは、最終回を迎えた際の心境を「台本をもらった段階から万感の思いで“終わってほしくないな”と本当に素直に思える作品でした。本当に温かい人たちに囲まれていた座組だったので思いもひとしおですし、市川京太郎と共に僕自身も成長できたように思います。作品が一区切りを迎えるのは寂しかったなぁと」とコメント。
羊宮さんは「(第2期では)いっぱいぶつかって向き合ってきた杏奈ちゃんだからこそ、市川くんがそこに向き合い続けて優しさを届けてくれたからこそ、杏奈ちゃんはそこに新しい感情が芽生えたんじゃないかなと思っています。私はそれがすごく幸せで」と振り返った。
第24、25話の話題になると、堀江さんは「この2話に限らずですけど」と前置きした上で「羊宮ちゃんが一人の役者として成長していく様を見られたというか。山田杏奈という役とシンクロしていく様子を目の当たりにして、本当に素晴らしかった」「なんて恐ろしい子なんだ」とユーモアを交えつつ絶賛。羊宮さんは「すごくうれしいです」と恐縮した。
「僕の心のヤバイやつ」は、2018年に「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載を開始し、現在は「マンガクロス」で連載されている。中二病真っ盛りの陰キャ男子・市川京太郎と学園カースト頂点の陽キャ美少女・山田杏奈の青春ラブコメディー。「このマンガがすごい!」のオトコ編に2020、2021年と2年連続でランクインし、2020年に「次にくるマンガ大賞2020」のウェブマンガ部門で1位を獲得するなど人気を集めている。コミックスの累計発行部数は550万部以上。
テレビアニメ第1期が2023年4~6月、第2期が2024年1~3月にテレビ朝日系の深夜アニメ枠「NUMAnimation(ヌマニメーション)で放送された。