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山田洋次監督:91本目も「どのような映画ができたかは分からない」 「TOKYOタクシ-」初日に「判決を受けるような気持ち」

映画「TOKYOタクシ-」初日舞台あいさつに登壇した山田洋次監督

 山田洋次監督が11月21日、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で行われた同日公開の映画「TOKYOタクシ-」の初日舞台あいさつに、主演の倍賞千恵子さんや木村拓哉さんらメインキャストと共に登壇した。

 山田監督にとって91本目となった本作について、司会からどのような作品になったのか聞かれると、「一本目から同じことですが、どのような映画ができたかは分からないんです。一生懸命作ったけど、この映画が笑わせる映画になっているのか、あるいは胸がキュンとする作品になっているのか、作り手にはまったく分からない。人間を“正確に写し取る努力”を一生懸命しているけど、それが感動的になっているかどうかは分からない。分かるべきではないと思って演出しています。こうして映画が上映されて、観客から『面白かった』『涙が出ちゃった』と言われて初めて評価がくだされる」と話した。

 いっぱいの客席を見渡しながら「今僕は非常に緊張していて、被告が判決を受けるような気持ちでございます(笑)」と話すと、観客からは大きな拍手が送られ、「お世辞でもうれしいです」とほほ笑んでいた。

 今作は、仏映画「パリタクシー」(2022年)を原作に、東京を舞台に“人生の喜び”を描いたヒューマンドラマ。タクシー運転手の宇佐美浩二(木村さん)と高齢者施設へ向かう高野すみれ(倍賞さん)の“たった1日の旅”が、偶然出会った二人の心と人生を大きく動かす。

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