木村拓哉:劇中で着用したアイマスクの裏設定を明かす 夫婦の隠れた思いやりを表現? 「TOKYOタクシー」完成披露試写

「TOKYOタクシー」の完成披露試写会に登壇した木村拓哉さん
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「TOKYOタクシー」の完成披露試写会に登壇した木村拓哉さん

 俳優の木村拓哉さんが10月20日、東京都内で行われた主演映画「TOKYOタクシー」の完成披露試写会に登場。夫婦役を演じた優香さんから、木村さん演じるタクシー運転手の宇佐美が夜勤明けの自宅でアイマスクを着用するシーンについて、裏設定があったというエピソードが明かされた。

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 木村さんは「夜勤明けの昼間に寝ていると、(周囲が)明るくて眠りに入りにくいだろうと思って」とアイマスクを着用した狙いを語った。加えて、そのアイマスクは「奥さんが使用した捨てていいもの」という“使用済み”の設定だったと明かし、家計をやりくりする妻(優香さん)をおもんぱかる夫の気持ちを表現したという。

 「TOKYOタクシー」は山田洋次監督91本目となる、倍賞さんの主演、木村さん共演のヒューマン作。木村さん演じるタクシー運転手・宇佐美浩二のもとに、ある日、85歳のマダム・高野すみれ(倍賞さん)を東京・柴又から神奈川の葉山にある高齢者施設まで送る依頼が舞い込む。すみれは浩二に寄り道を依頼。あちこちを巡りながら、すみれは自らの壮絶な過去を語り始める。たった1日の旅が、2人の心と人生を大きく動かしていくさまが描かれる。

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