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いつか、無重力の宙で:「出会えたことに感謝」「名残惜しい」“宇宙目指す”夜ドラ完結! ひかりからの“不意打ち”には涙

NHKの夜ドラ「いつか、無重力の宙で」最終回の場面カット (C)NHK

 俳優の木竜麻生さん主演のNHKの夜ドラ「いつか、無重力の宙(そら)で」(総合、月~木曜午後10時45分)の最終回(第32回)が、10月30日に放送され、8週にわたる物語は完結。「いいドラマでした」「出会えたことに感謝」などの声が視聴者から寄せられた。

 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマには、高校時代に「一緒に宇宙に行こう」と夢を語り合った天文部の女性4人が登場。大人になってそれぞれの道を歩む中、ふと忘れていたかつての夢と再会。「超小型人工衛星だったら、今の私たちでも宇宙を目指せるかもしれない……」と、“あの頃”の自分に背中を押されて、2度目の青春が始まる……という内容だった。

 最終回では、飛鳥(木竜さん)たちが完成させた人工衛星は、無事に宇宙へと旅立ち、いよいよひかり(森田望智さん)の思い付きである「宇宙から地球を見た時の名言」を発するミッションに挑戦することに。

 周(片山友希さん)、晴子(伊藤万理華さん)、飛鳥の「名言」が宇宙から地球へと届く中、彗(奥平大兼さん)が「あともう1個あるんです」と明かす。すると流れてきたのはひかりの声で……。

 彗に託されていたひかりの「名言」は、「宇宙から地球を見て言うことじゃないかもだけど、みんなが大好き。私が言いたいのはそれだけ。宇宙から愛を込めて、ひかりより」との言葉で締めくくられていて、飛鳥たちは“不意打ち”に涙しつつ、「こういうことするのが、ひかりだったな」と思いを馳(は)せた。

 そして飛鳥は、高校時代のひかり(上坂樹里さん)の「終わらせなきゃいいじゃん」との言葉に後押しされ、仕事でつながりを持った宇宙ベンチャー「サットモア」への転職を決意。彼女らの宇宙への夢は続くことに……と展開した。

 この最終回に対して、SNSでは「ひかり『みんなが大好き』こんなん泣くわ」「ひかりの声が流れた瞬間、泣いちゃったし」「ひかりの声が聞こえたところで泣いた」との声が上がったほか、「すてきなドラマをありがとうございましたっ!」「月~木の連ドラで8週放送。終ってしまうのが本当に名残惜しいドラマです」「みんなのこの先の物語が見てみたい、そう思わせてくれるドラマは希有」「主題歌もドラマも全部好きでした」「素晴らしかった!」「ありがとう、NHK」といった感想も寄せられた。

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