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天海祐希さん主演の連続ドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の最終話となる第11話が6月26日に放送され、平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ・以下同)は世帯7.8%、個人4.4%だった。
ミステリー作家、柚月(ゆづき)裕子さんの小説「合理的にあり得ない 上水流涼子(かみづる・りょうこ)の解明」(講談社)が原作で、異色の探偵がIQ140を超える青年とタッグを組んで事件に挑む姿を描いたエンターテインメント。上水流涼子(天海さん)はかつてすご腕の弁護士だったが、ある傷害事件をきっかけに弁護士資格を剥奪(はくだつ)され、その後「探偵事務所 上水流エージェンシー」を立ち上げ探偵業に転身。IQ140を超す貴山伸彦(松下洸平さん)と“あり得ない”手段で事件に挑む……というストーリーだ。
最終話は、かつて涼子に催眠をかけるよう依頼したのは諫間グループ2代目社長の諫間慶介(仲村トオルさん)だった。涼子は顧問弁護士だったころ、諫間が負債を抱えた技術系の小さな会社との合併に躍起になり、それに反対してもめたことを思い出すが、信頼関係を築いていたため諫間が自分をおとしめるはずがないと話す。もはや本人に聞くしかないと意を決した涼子は、貴山と諫間の元へ。そこで諫間は、涼子に驚くべき言葉を口にし、涼子は諫間の胸の内と傷害事件の真実を知る。さらに、椎名(野間口徹さん)が拉致・監禁されるという新たな事件も勃発。涼子と貴山という最強バディの最後の闘いが始まり……という展開だった。