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元乃木坂46で俳優の山下美月さんが10月21日、東京都内で行われた映画「六人の嘘つきな大学生」(佐藤祐市監督、11月22日公開)の完成披露舞台あいさつに登場。ワンショルダーのドレスで肌を大胆に露出した山下さんは作品にちなみ「私のファンの皆さんについてた嘘なんですけど、実は髪を20センチくらい切ったんですけど、それを今日のこの試写会までずっと隠していて」と告白して会場を沸かせた。
撮影中のエピソードを聞かれた浜辺美波さんは、撮影当初のリハーサルで台本を覚えてきているかをキャスト陣で確認した際、「結構みんな頭に入っていて、もううそつきが始まっていたなって。初めてだまされた瞬間は忘れられない」と話が違うことに驚いたことを明かした。
浜辺さんが当時の様子を、「最初に本読みと顔合わせとリハーサルをやるとなったとき、初対面の方もいる中で『どれぐらい本が頭に入ってますか』という話になり、みんなで『手に持ってやろうか』『ちょっと心配だな』みたいに話し合ったのに、いざリハーサルが始まると結構みんな頭に入っていて全然台本を持たないの」と振り返り、「あれは怖かった。この作品はここから始まっていたかと思いました」と語った。
浜辺さんが「言った自覚ある人いるかな?」と“犯人”探しを始めると、赤楚衛二さんは「俺は(せりふを)覚えたって言った気がする」ときっぱり。佐藤監督から「自分だけ良い子になるな」と突っ込まれると、赤楚さんは「今の全部うそです」と笑顔で白状していた。
映画は、累計40万部を突破した浅倉秋成さんの同名小説(KADOKAWA)が原作の青春ミステリーで、6人の大学生の就職活動を巡る心理戦を描く。舞台あいさつには、佐野勇斗さん、倉悠貴さん、西垣匠さんも出席した。