アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯)2017」(バンダイ主催)の世界大会決勝戦が17日、ガンダムベース東京(東京都江東区)で行われ、15歳以上が対象のオープンコースで、フィリピン代表のマーク・メディアヴィロさんの「エネミー スポッテッド」が世界一に輝いた。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
メディアヴィロさんの「エネミー スポッテッド」は、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」「機動戦士ガンダムSEED」「機動戦士ガンダム00」などのガンプラのパーツを組み合わせる「ミキシングビルド」という手法によって巨大なメカを制作した。メディアヴィロさんは「予想できなかった。来年もここに来られるように頑張りたい」と喜んだ。
ガンプラW杯は、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会。11年に始まり、7回目となる今年は日本、中国、韓国、タイ、シンガポール、米国、フランス、イタリアなど過去最多となる16の国と地域で開催。15歳以上が対象のオープンコース、14歳以下が対象のジュニアコースがあり、最終審査は“ガンプラ名人”とも呼ばれるバンダイの川口克己さんらが審査員を務め、メカデザイナーの大河原邦男さんが特別審査員として参加した。14歳以下が対象のジュニアコースは、中学2年生の畑めいさんの作品「悪魔との契約 ~最期の代償~」が世界一に輝いた。
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