河西智美:「今考えれば胸キュンですね」第2ボタンにまつわる話を披露

「NECK」試写イベントに登場した河西智美さん(左)と小松彩夏さん
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「NECK」試写イベントに登場した河西智美さん(左)と小松彩夏さん

 映画「NECK」(白川士監督)の女子限定試写会が9日、東京都港区の試写室で行われ、アイドルグループ「AKB48」の河西智美さんが女優の小松彩夏さんと登場した。映画のテーマに合わせた“胸キュン”エピソードを聞かれると、河西さんは中学時代に卒業する先輩から制服の第2ボタンを渡されたエピソードを披露。「(その時は第2ボタンの)意味が分からなかったんです」と明かし、「今考えれば胸キュンですね」と振り返った。

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 この日の試写会は“胸キュン ガールズトーク付き”として2人がトークを繰り広げた。「こんなに女の子に囲まれたことない。緊張します」という小松さんは、「小学4年のバレンタインに手作りチョコを渡したんですが、その時返事をもらえなくて、2年後にげた箱に返事をもらったんです」と告白。河西さんが「その後どうなったんですか? 小6なら付き合いますよね?」と追求すると「思いが叶ったらそれで満足しちゃって。中2まで好きでした」と答え、「もったいない……」と河西さんにため息をつかせていた。

 対照的に河西さんは観客を見回し「よく見る顔がちらちら見えますね」と余裕の表情。「かっこいいとみんなに言われていた先輩に第二ボタンを渡された」という思い出を告白し、「私にも青春があったんですよ、昔は……」と言って、会場を盛り上げていた。イベントでは、観客の“胸キュン”エピソードを2人が読み上げ、恋の悩みにアドバイス。一番キュンとしたエピソードを書いた観客に、サイン入りプレスシートやエコバッグがプレゼントされた。

 「NECK」は、メフィスト賞や三島由紀夫賞受賞作家の舞城王太郎さんの書き下ろしで、同じモチーフ、異なるストーリーで映画と舞台を展開する企画。映画版は、あこがれの先輩・真山杉菜(相武紗季さん)に告白した主人公・首藤友和(溝端淳平さん)が研究室に誘われ、大きな謎の木の箱「ネック・マシーン」の実験台になることになる。首だけ外に出され、ホラー映画を見させられる。それは独自の研究でお化けを作り出そうとする機械だった……というストーリー。ほかに栗山千明さん、平岡祐太さんも出演、小松さんと河西さんは、栗山さん演じる美人編集者の部下とアルバイトとして出演している。

 小松さんは「恋するドキドキや怖いドキドキ、いろんなドキドキがあるので好きな人を誘って見に行ってほしい」と話し、河西さんは「私には怖い部分のドキドキが強いですが、恋のキュンキュンが合間に入るので、休憩して、びっくりしてを繰り返して楽しめます」と映画をアピールした。

 映画は8月21日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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