サッカー日本代表:豪とドローの第3戦視聴率 今年最高の35.1% 瞬間最高46.5%

 サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選の第3戦で、日本とオーストラリアが1−1で引き分けた試合の中継番組(テレビ朝日系)の平均視聴率は35.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と8日のヨルダン戦の平均視聴率(31.6%)を上回り、今年放送された全ての番組の中での最高視聴率を更新した。瞬間最高視聴率は試合終了直後、午後8時51分に記録した46.5%だった。

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 試合は12日、アウェー・オーストラリアで行われ、序盤からオーストラリアに攻め込まれる厳しい展開も、今野泰幸選手らを中心とするディフェンダー陣が踏ん張り、0−0で前半を折り返すと、後半19分、本田圭佑選手のラストパスを栗原勇蔵選手が決め、日本が先制する。しかし、後半25分、相手コーナーキックでの内田篤人選手のゴール前での反則がPKの判定に。これをルーク・ウィルクシャー選手に決められ、同点に追いつかれ、1−1の引き分けで終了した。日本はこの3連戦、2勝1分けで勝ち点を7に伸ばし、B組首位をキープした。

 最終予選は10チームが2組に分かれ、B組は日本、オーストラリア、イラク、ヨルダン、オマーンの5チーム。来年6月18日までホームアンドアウェー方式で戦い、2位までがW杯出場権を得る。3位の場合、アジア5位決定戦でA組3位と対戦し、勝てば南米5位との大陸間プレーオフに回る。(毎日新聞デジタル)

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