テレビ朝日:開局以来初の四半期「四冠王」達成

4月の月間視聴率「四冠王」を獲得したテレビ朝日
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4月の月間視聴率「四冠王」を獲得したテレビ朝日

 テレビ朝日は3日、4月クール(4月第1週から6月第4週)の四半期視聴率で、1959年の開局以来初めて「四冠王」を達成したと発表した。同局の早河洋社長は「サッカー、フィギュアなどスポーツ、バラエティー、報道ステーション、相棒の衰えないコンテンツ力が牽引。士気も上がっています」と好調の理由を説明している。

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 同局は4月クールに「全日」(午前6時~深夜0時)で7.9%、「ゴールデン」(午後7~10時)で12.3%、「プライム」(午後7~11時)で12.7%、「プライム2」(午後11時~深夜1時)で8.6%を記録。4月に月間で初の四冠王を達成したのをはじめ、週間では同期間、四冠を6回達成している。

 サッカーW杯アジア地区最終予選の生中継が今年放送された全ての番組の中で初めての30%超えを3回記録したほか、「報道ステーション」がクール平均13.8%と好調で、バラエティーもロンドンハーツとアメトーークのコラボなどが順調だったという。

 早河社長は「7月クールも流れを持続できるという楽天的な考えはない。五輪は視聴率の変動要因になるし、他局は長時間番組など強力なラインアップ。夏場の厳しい戦いに耐えて、反転攻勢に出れれば。テレビ朝日はチャンピオンではなくチャレンジャー。守るのではなく攻め続ける」と気を引き締めている。(毎日新聞デジタル)

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