ナオト・インティライミ:吟遊詩人役で俳優デビュー ヤンママ姿の菜々緒と共演

ナオト・インティライミさんが俳優デビューするドラマ「主に泣いてます」の1シーン
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ナオト・インティライミさんが俳優デビューするドラマ「主に泣いてます」の1シーン

 歌手のナオト・インティライミさんが、自身が主題歌を担当している菜々緒さん主演の連続ドラマ「主に泣いてます」(フジテレビ系)で俳優デビューすることが21日、明らかになった。ナオトさんが演じるのは吟遊詩人の悟史という役どころで7、8話(9月1、8日放送予定)に登場する。

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 初挑戦となった演技についてナオトさんは「いつかやりたいなと思っていたので、ひとつの夢がかなったというか、夢が始まったという感じですね」と喜び「演技はすごく難しいけどものすごく楽しくてワクワクしっぱなしですね。自分の音楽のフィールドとは違った刺激、新鮮さを感じます」とコメント。「表現したいという気持ちの一部として、いろんな役に今後挑戦していきたいですね」と希望を語った。

 ドラマは、東村アキコさんが「モーニング」(講談社)で連載中の人気マンガが原作。東京の下町を舞台に、美貌が災いしてまともに生活できず、社会から隠れるように生きている“絶世の不幸美女”紺野泉(菜々緒さん)を中心に繰り広げられる人情活劇。菜々緒さんが、「子泣きじじい」などの奇抜なコスプレをすることも話題となっている。

 自身も吟遊詩人のように海外を旅していたというナオトさんは、初日から撮影現場に溶け込み、和気あいあい。菜々緒さんと一緒にいる時間が長かったといい、「どうやって涙を出すのかとか、菜々緒ちゃんも初ドラマなので2カ月先輩としてのノウハウを聞いたりしました」とエピソードを明かした。一方、菜々緒さんは「すごく役者さん向きな方なのかなと思います。今後私もナオトさんに負けないようにお芝居の方を頑張りたいですね」と話している。

 また、大木綾子プロデューサーは、ナオトさんが演じる悟史は「1話からドラマに出演しているんです」と明かし、「物語のクライマックスに向けて、大事な大事な役どころでのナオトさんの芝居、楽しみにしていてください」とコメントしている。

 第7話は、泉の過去が語られる。故郷を離れて数年後、泉は妹の結婚式に駆け付けるが、新郎・悟史(ナオトさん)と会ってしまい、想像を超える惨状を招く。その後、悟史は吟遊詩人となって東京で泉を探し、妹は会社を辞め落ちぶれた日々を送っている。そんな姉妹を赤松啓介(中丸雄一さん)や緑川つね(草刈麻有さん)らが仲直りさせようと画策する……というストーリー。

 毎週土曜午後11時10分~11時55分(変更の場合あり)に放送。(毎日新聞デジタル)

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