夏木マリ：「後半生を変える力を得た」　ドイツでのワークショップに密着

　女優の夏木マリさんがドイツでコンテンポラリーダンスに取り組む様子に密着したドキュメンタリー番組「旅のチカラ」が、NHKのBSプレミアムで4日午後9時から放送される。夏木さんは数日間にわたったドイツへの旅を「私の後半生を大きく変える力を得た旅」と表現している。

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　「旅のチカラ」は、各界で活躍する著名人が、旅をすることで今の自分を乗り越えようとする姿をとらえる番組。これまでに「夢と情熱のベースボール」と題して元プロ野球選手の桑田真澄さんがドミニカ共和国を訪れた様子や、「医師ゲバラの夢を追う」と題して作家で医師の海堂尊さんがキューバを訪れた様子などを放送している。

　夏木さんは、この20年あまり、コンテンポラリーダンスに取り組んでいる。今回、そのきっかけとなった振付家で演出家の故ピナ・バウシュさんが本拠地として活動していたドイツ西部のブッパタールを訪れた。現地でバウシュさんの高弟サスポータスさんと出会った夏木さんは、ワークショップに臨み、バウシュさんの振り付け法を体験。最終日には路上で、ワークショップで作り上げたダンスをサスポータスさんと踊る。

　「旅のチカラ『魂で踊る、いのちを踊る　夏木マリ　ドイツ・ヴッパタール』」は4日午後9～10時に放送。夏木さんはナレーションも担当している。（毎日新聞デジタル）