水野美紀:国際援助の世界の裏側を描く社会派ドラマで主演 ドラマW「天の方舟」

水野美紀さんが主演するドラマW「天の方舟」の1シーン
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水野美紀さんが主演するドラマW「天の方舟」の1シーン

 女優の水野美紀さんが、12月9日にスタートするWOWOWの「連続ドラマW」枠で放送される「天の方舟」で主演を務めることが6日、明らかになった。水野さんは、国際援助の世界を舞台に政府開発援助(ODA)の裏側に自ら足を踏み入れる女性・七波を演じ、その運命の男性・宮里役をドラマW初出演の伊原剛志さんが演じる。

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 「天の方舟」は、国際援助の世界を舞台に七波と宮里の愛や欲望、未来を描く社会派ラブサスペンス。直木賞候補作となった「龍の契り」で知られる服部真澄さんの経済小説が原作で、「ラストフレンズ」「ラブ ジェネレーション」(ともにフジテレビ系)の浅野妙子さんが脚本を手掛ける。

 七波(水野さん)は貧しい農家で育ち、大学に通いながらクラブで働いて実家に仕送りを続けていた。ある日、自分が働く店に現れた羽振りのいい建設会社の若社長と宮里(伊原さん)の2人がODAに関係する仕事に携わっていることを知った七波は、宮里に接近。汚れた世界と知りながら自らその中に積極的に飛び込もうとする七波に興味を覚えた宮里は、彼女を自らの会社と関係の深い「五本木コンサルタンツ」へと導き……というストーリー。

 水野さん、伊原さんのほか、武田真治さんや戸田菜穂さん、堀部圭亮さん、森崎ウィンさん、佐野史郎さんらが出演する。WOWOWプライムで12月9日から毎週日曜午後10時に放送。全5話。第1話は無料放送される。(毎日新聞デジタル)

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