図書館mini戦争:実写映画のアナザーストーリー後半を公開

後半が特設サイトに公開された「図書館mini戦争」のロゴ
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後半が特設サイトに公開された「図書館mini戦争」のロゴ

 人気グループ「V6」の岡田准一さん主演で実写映画化される「図書館戦争」(佐藤信介監督、27日公開)のアナザーストーリー「図書館mini戦争」の映像後半が2日、映像制作会社「アングル・ピクチャーズ」公式サイト内の特設サイトで公開された。「図書館mini戦争」は、映画本編に出演している寺田伽藍さん演じる結衣と、桝木亜子さん演じる亜子の2人の図書館業務部員を中心に、図書館内で起こる「日常の小さな戦争」を描いており、冨田佳輔さんや水上剣星さんも図書館利用者として登場する。音声は入っておらず、映像と音楽、セリフの文字で構成している。

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 本編に続き監督を務めた佐藤監督は「僕は普段、映画製作のかたわらで、自主的に、短いサイレント映画を作っていました。サイレント映画というのは、映像と、セリフの文字でつづられる、最小の映画です。今回、『図書館戦争』の舞台となった図書館で、この小さな作品を作りました。映像と、文字でつづられる小さな『読む』映画で、『図書館戦争』のピュアな空気を味わってください」と視聴者にメッセージを送っている。

 物語の舞台は、関東平野に広がる住宅街の中にある武蔵野第一図書館。そこで今日もカウンター業務につく、本好きではあるけれど地味でおとなしい結衣と、クールな美人で男性利用者から人気の高い亜子。ある日、とてもすてきな男性が亜子のカウンターにやってくる。彼がいつも借りる本は、「はじまりの国」シリーズと呼ばれる童話。仲良く言葉を交わす亜子と男性を横目に、「はじまりの国」シリーズを読み進める結衣だったが……というストーリー。前半は3月25日に同サイトで公開された。なお、「図書館mini戦争」は前後半通して、映画の特別番組「徹底解剖!映画『図書館戦争』の世界 Love篇」としてWOWOWでも放送される。

 「図書館戦争」は、「フリーター、家を買う。」などで知られる有川浩さんのシリーズ累計300万部を超える人気小説が原作。本を検閲する「メディア良化隊」から本を守る自衛組織「図書隊」に所属する岡田さん演じる図書隊員の鬼教官・堂上篤と、榮倉奈々さん演じる新米女性隊員・笠原郁の命を懸けた戦いと恋愛模様が描かれる。27日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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