サカナクション:最新ライブ映像でディレクター体験 WOWOWの特設サイトで

「SAKANACTION 12CAMS」のメインビジュアル
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「SAKANACTION 12CAMS」のメインビジュアル

 5人組ロックバンド「サカナクション」の最新ライブで歌われた楽曲「Aoi」の映像を使って、独自の編集が楽しめるディレクター体験企画「SAKANACTION 12CAMS」が、WOWOWの特設サイトで始まった。視聴者が12台のカメラで収録した「Aoi」のライブ映像を、曲に合わせて自由なカメラアングルを選んで編集し、自分だけのオリジナル版を作成できる。出来上がった作品は自身のSNSで公開することも可能だ。

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 同企画を実際に体験したボーカル&ギターの山口一郎さんは「難しいかなって思ってたんですけど、実際やってみたら操作も簡単だし、ハマりますね。自分がディレクターになって発信する感覚を持てるというのが新しいな」と喜び、「これがきっかけで映像の世界に進みたいと思う人もいるかも」とコメントしている。

 素材となった「Aoi」のライブ映像は、5月19日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で行った全国ツアー「SAKANAQUARIUM2013 sakanaction」のときのもので、この日のステージの模様は28日午後9時からWOWOWライブで放送される。今回のツアーのうち、放送される幕張メッセと5月22日の大阪城ホール公演は、ドルビーラボラトリーズ社の協力でサラウンドシステムを導入し、音響にこだわったライブを展開した。

 山口さんは、360度すべての音を拾ってヘッドホンで聴くとまさにその場にいるような感覚になれる「バイノーラル」という録音方式を採用した6枚目のアルバム「sakanaction」と同じ体験をライブでもできればと思い、スタッフと出したアイデアがサラウンドだったといい、「合計で228本ものスピーカーを用意しました(笑い)」と、音へのこだわりを語っている。(毎日新聞デジタル)

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