TBS社長:みのもんた降板は「総合的判断」 来週以降は冠外して放送

会見を開いて番組降板を発表したみのもんたさん=2013年10月26日撮影
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会見を開いて番組降板を発表したみのもんたさん=2013年10月26日撮影

 みのもんたさんの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」と「みのもんたのサタデーずばッと」(ともにTBS系)降板について、同局の石原俊爾社長は30日の定例会見で「さまざまな社会事件に直撃する内容のため。総合的に判断して、みのさんの意向もあって出演終了となった」と語った。みのさん降板後の来週からは「朝ズバッ!」「サタずば」と冠を取って放送することを明らかにした。

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 石原社長はみのさんの魅力について「ある種人情論も含めて正義感をもって、怒るときは怒るし。そういう部分も魅力の一つではあったんじゃないですか」と語った。だが、みのさんの次男の窃盗容疑逮捕がきっかけとなった今回の問題については「みのさんのスタイルでいうと、視聴者の受け止め方を考えると、どうなのかな」と言葉を濁し、「あくまでも番組と視聴者の関係で判断した。みのさんも意見が一致した。そういうことです」と総合的との判断を強調した。

 番組の今後については「情報報道番組ですから。基本は変わらない、色づけは少しは変わってくるんじゃないかな」と語り、「走りながらやっていく以外にない。来週も名前だけ取ってやる。司会者なども含め、走りながら考える」と話した。(毎日新聞デジタル)

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